FEB. 12 1996
きっと、ジェイソン・キッドだけには負けられない、気分だったろう。



ライバルというやつは、いやだけど、いいものなのだ。
いればつらいけど、いないとさびしい。そんなものだ。
アンビバレントな気分なのだ。



グラント・ヒルにだけは、負けられない気分だったにちがいない。
そんなものだ。だから、うまくなるのだ。ひとりではダメなんだ。






FEB. 12 1996
レジー・ミラーの悲劇は、ライバルがいないことだ。



カガミの中にライバルをみつけても、それだけではダメなんだ。
微妙な違いではなく、徹底した差異が想像力を喚起させるのだ。



レジー・ミラーは、カガミにとらわれたのかもしれない。





FEB. 12 1996
HIVなんか関係ないんだ。ジョーダンを相手に遊びたいだけなんだ。
それが、マジック・ジョンソンのプライドなのだ。



ジョーダンにとって、マジックはなにか。
ライバルを超えた尊敬すべきプレイヤー。

だとしたら、失礼だろう。

しかし過去は戻らないのだ。



MVPと解説者、その違いはおおきい。追う、マジック。意外と強いかもしれない。



イーストがウェストを圧倒的な強さでくだした。そんなオールスターだった。








FEB. 12 1996
パートナーは、ライバルでもあるとき、大きな力となるのだ。危険もあるが。







通信改革法案が通過した。これで、前進するのか、後退するのか。
小さなところが一気に大手に飲み込まれることは、確かなようだ。
そうすると、活力がなくなる危険もある。ゴアは知っているのか。
どんなに構想はよくても、その進め方を間違うと、悲劇がおこる。







FEB. 12 1996
声を聴けば、誰だかわかる。でも、顔をみてもさっぱりわからん。
わかいときのものだ。才気にあふれた顔だ。







これがサラ・ボーンだ。けっこうかわいい。
といっては、死んだ彼女に怒られるが。彼女も、ライバルがいなかった。









FEB. 12 1996
最初は、マカロニ・ウェスタンと馬鹿にされたものだ。
にせものも、時がたてば、ほんものになるのか。熟成?



でも、ずーっと、いかがわしいスターであってほしかった。
それが誇りだ、といえる迫力がだった。クリント・イーストウッド。



なのに、マディソン橋なんて、メロドラマをやってほしくなかった。
たとえそれが本物の役者のやることだとしてもだ。
胡散臭い存在であるべきなのだ。そもそも役者なんて、そうなのだ。

そういえば、かれにもライバルはいなかった。





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