« 2007年09月 | メイン | 2007年11月 »

2007年10月 アーカイブ

2007年10月10日

夫婦別姓≠旧姓使用?

大学時代の仲間達と話している中で、「旧姓使用と夫婦別姓は違う気がする」と言われた。どうやら、事実婚=夫婦別姓だが、旧姓使用はそうではないということのようだ。

民法上、夫婦のどちらかが改姓しないと婚姻届は受け付けられないため、名字を変えたくないという夫婦は次の3つの方法を取るしかない。
一つには、婚姻届を出さない事実婚。「妻(未届)」の続柄を記載できたり、法律婚に準じた権利・義務が一部認められたりするものの、「籍が入ってないんでしょ?」という批判を受けやすい。その代わり、戸籍姓は変わらない。

二つには、上記で「別姓とは違う気がする」と指摘された、旧姓使用。そもそも1980年代に職場で旧姓を使えるように‥というところから、いわゆる夫婦別姓という言葉が生まれたという背景がある。ただし、純粋に便宜上旧姓、という場合には職場以外では旧姓を使わないので、ワーキングネームとそれ以外、という意識があるかもしれない。

三つには、戸籍姓を求められる度に書類上の離婚・再婚を繰り返すペーパー離再婚。元衆議院議員の水島広子さんがこの言葉を広めたように思う。

方法としてはこの3つに分類できるが、実はこの中でもさらに細かく分類できるのではないかと思う。
旧姓使用に関しても、 a) 仕事上のみ旧姓 b) 生活全般で旧姓 という区分けが考えられるだろう。また、a-1)仕事上戸籍姓を変えられない a-2)呼称のみ旧姓でかまわない ‥と言ったように分けられそうだ。例えば、企業の役員は通称を使うことができない。司法書士は事務署名を戸籍上のフルネームにしなければならず、呼称のみというわけにはいかないだろう。

仕事は旧姓、他は新姓、と割り切る人もいれば、仕事もプライベートも旧姓で暮らしたい(改姓したくない)が、やむをえず婚姻改姓、という人もいる。日常で旧姓を使い続ける苦労は相当なものだ。

きっと、仕事は旧姓、あとはこだわらないというのがスマートに見えるだろうし、周囲との軋轢も少ないのだろう。旧姓を使い続けようとすれば、「そこまでして?」と思われることもあるだろうし、「本当は新姓なのに?」ということもあるだろう。かといって、事実婚ならばさらに「そこまでするか!?」という抵抗感は強い。旧姓使用が浸透してきたゆえと思うが、却って「改姓したくない」という意識が異端視される気がしてならない。

2007年10月12日

相鉄・ほどがや能

相鉄・ほどがや能のチケットが当選したので行って来た。能も狂言も興味はあったのだが、敷居が高くて見に行ったことはない。幸い、大学からの帰り道の相鉄線沿線なので、今週は前もっていろいろ頑張って予定を空けた。

まずは横浜能楽堂館長の山崎有一朗さんのお話。70歳くらいの方と思いきや、「相鉄線は90周年と言いますが、私はその4年前に生まれまして‥94歳です」と!聴衆からはどよめき。しゃんと立っていらして、お話も大変よかった。初めてでも「早くみたい!」とわくわくさせるような話だった。

曰く、「理解しようとしない。美しさを感じてください」とのこと。踊りは縦方向、舞いは横方向だと言う。「立体的な絵を見ているものと思ってください」という一言に、リラックスできた。

舞囃子は「高砂」(岡本房雄)。足をどんと踏み鳴らす音と動き、太鼓との間合いが独特のリズムだった。続いて狂言「萩大名」(三宅右矩)。大笑いで楽しめた。休憩を挟んで、能「羽衣」(観世恭秀)。能面をつけた天人が入ってきたとき、舞台の美しさにはっとした。シテの衣装は鮮やかな橙、ワキの衣装は黄緑。動きはとてもゆるやかに始まったが、声と太鼓と笛の重なりが、美しい。何を言っているかを考えずに、ただ重なりを感じていた。天人が去っていくところは、すーっと横滑りのように歩き、名残惜しむようにふわっと回って消えていった。空中で旋回するかのようなやわらかさと軽さを感じた。

2時間は思ったより早く過ぎた。

2007年10月22日

研究者ネットワーク

今日はYahoo!知恵袋でお世話になった岡本真さんのご紹介で、三浦麻子先生にお目にかかった。博論でかなり読み込んだ一冊「インターネットにおける行動と心理―バーチャルと現実のはざまで」の翻訳者でもあり、CMCやウェブログ研究で有名な方である。Yahoo!知恵袋の利他的行動についての研究報告もあり、いつかお会いしたいと思っていた方だった。朝から落ち着かずにそわそわしてしまった。

そもそもは、岡本さんが知恵袋を扱っている研究者同士を繋いでくださるとのことで、今回も機会をいただいたのだ。こうした存在は、研究者にとっては大変にありがたい。

プロジェクタにブラウザを映し、人名が出るたびに検索して「この人だ」と話が続く。三浦先生が挙げるお名前は、不勉強ながら知らないお名前も少なくなかった。他にも、本は読んでいるのだけれど、お目にかかったことがない方の多いこと。何かとっかかりや紹介がない限り、飛び込みでご連絡するという障壁は高い。意外なことに、同じ題材を研究対象としていながらも、所属する人的ネットワークは全く違っていた。

興味のある事柄が次々と飛び出して、こんなこともしたいですね!という話が盛り上がってきた。博論が終わったら燃え尽きるかと思っていたが、次々と面白そうなことが出てくるので、早く次のフェーズに行きたいと思えるくらいだ。

お忙しい中時間を作ってくださった三浦先生、場所と機会を提供してくださった岡本さんに感謝。

2007年10月24日

うっかりクリックしそうなSPAM

朝メールボックスを開けると、こんなメールが。
最近は仕事メールすらもフィルタするほど(泣)優秀なSPAMフィルタを使っているものの、すり抜けてきたようだ。
iTunesのギフトカードもらえる?!と、あやうく寝ぼけたままHTMLをクリックしそうになった。
(HTMLだとどうやら画像でうまく表示されているようだ。)
あぶない、あぶない。差出人を見ると、さっぱり分からないドメインだ。

From: "itunes.gift.cards" dina@4ur.com
To: ako@???????????
Subject: iTunes Music Store Gift Certificate
Date: Tue, 23 Oct 2007 13:57:49 +0000

Dear Friend

Please click here to redeem your certificate
iTunes.Gift.Cards

$10.00

Certificate Code: XS4****************DF7

Youhave received an iTunes Gift Certificate in the amount of $10.00. To redeem your gift click the Redeem Now button above. You will be asked to answershort list of questions for a free 10$ iTunes Gift Card. Once all answersare verifed, $10.00 Gift Certificate will be sent to an email that you will provide in Survey Form. You will be able to start buying music right away.You must have iTunes 4.7.1 or later to redeem this gift. This Gift Certificatecan only be redeemed in Apple iTunes participating countries.

iTunes for Mac and Windows
Copyright ¿ 2005-2007 Apple Computer, Inc.

「嫌いじゃないけど生理的に駄目!」なスパムにリストアップされているようなSPAMも要注意。ついうっかり読んでしまうことも。

About 2007年10月

2007年10月にブログ「ako's blog」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2007年09月です。

次のアーカイブは2007年11月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34