7617 返信 石原慎太郎と安楽死について URL おっちゃん 2001/07/31 07:36

平成4年。石原慎太郎には初めての男児の孫にあたる赤ちゃんが生まれた。
長男石原伸晃氏の子、「石原ファミリーにとっての跡取り息子」、照太郎ちゃんである。

この照太郎ちゃん、生まれながらにして先天性の疾患(心臓の障害)があり、生まれてからずっと生死の境をさ迷い続けるほどの重症であり、病院で必死の治療が続けられた。

一度は持ち直したものの、残念ながら治療の効果はなかった。最新の現代医学によっても回復する見通しはなく、ずっと生命維持装置に頼って生き続けている状態だった。

照太郎ちゃんの生命維持装置は「家族の申し出」によって外され、照太郎ちゃんは父親伸晃氏の腕の中で息をひきとった。生後5ヶ月の短い命だった。

もちろん祖父である石原慎太郎氏は、この厳粛な場面に立ち会っている。


石原発言をもう一度読み直していただきたい。

この件について「安楽死」を軽々しく持ち出したなどという石原知事の人格を貶めるような発言は謹んでいただきたいと私は思う。
「人格はあるのだろうか?」は過去にそのような経験のある自分自身に問いかけた言葉だったとは皆さん思わないか?