27414 返信 イラク人捕虜虐待写真、その後 URL にゃにゃにゃにゃにゃ 2004/05/02 23:28
 すでに反戦ネットワーク掲示板、救援連絡センター掲示板、「飛翔・友情と信頼」でもお知らせがされているように、27393番投稿で私が紹介した下記のページ

http://www.albasrah.net/images/iraqi-pow/iraqi-pow

↑のページの下のほうにある女性レイプ写真は、元ネタはSEX IN WARっていう無修正ポルノです。
http://www.paintheory.com/sexinwar/01/gallery01/

 誰かが、Albasrah.netのウェブ編集部にメールで送ってきたものをそのまま載せたもののようです。反戦ネットワーク掲示板によると、「すでにAlbasrah.netの編集部にメールを送って削除を求めておきました」とのことです。

Albasrah.net
http://www.albasrah.net/

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イラク人虐待非難、各地で相次ぐ=「戦争犯罪」とイスラム聖職者協

 イラクの首都バグダッド郊外のアブグレイブ刑務所で拘置中のイラク人を駐留米軍の兵士らが虐待していた問題について、同国を含むアラブ諸国や欧州連合(EU)からは1日、相次いで非難の声が上がった。AFP通信などが伝えた。
 イラクでは、イスラム教スンニ派最高指導部「イラク・イスラム聖職者協会」が、虐待を「野蛮で非人道的行為だ。戦争犯罪とみなす」と糾弾する声明を発表。さらに「こうした行為はアブグレイブ刑務所に限られたものではない」として、国際人権団体などによる独立調査を要求した。 (時事通信)

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<イラク人虐待>奨励する米軍内部報告書が存在 米誌報道

 【ワシントン和田浩明】バグダッドのアブガリブ刑務所のイラク人を米兵が虐待していた問題で、米陸軍情報機関や中央情報局(CIA)の担当者が尋問での情報入手を容易にするため虐待を奨励していたとする、イラク駐留米軍による内部報告書の存在が2日、明らかになった。米誌「ニューヨーカー」(電子版)が報じた。

 報告書は、虐待事件に関連して軍情報機関幹部2人と、同刑務所で尋問を担当していた民間人1人を処分するよう勧告しているという。

 同誌によると、虐待容疑で摘発された米兵らも、軍情報機関などからの依頼を受けたことを、家族への手紙や米軍の事情聴取で明かしている。

 同誌が入手した報告書は53ページ。サンチェス駐留米軍司令官の指示で2月下旬に陸軍少将が内部調査を行ってまとめた。それによると、昨年10月から12月にかけ、「数々のサディスティックで露骨かつ野放図な犯罪的虐待」が、第372陸軍憲兵中隊の兵士によって行われた。具体的には▽化学薬品や冷水を浴びせたり、椅子で殴打する▽ほうきの柄で性的暴行を行う▽軍犬をけしかけて脅す――など。

 報告書によると、陸軍情報機関の将校やCIAの担当者らが、尋問で情報を聞き出しやすくするため、イラク人拘束者の「身体的・心理的状態を設定する」よう、看守役の憲兵らに「積極的に依頼した」という。同誌によると、「状態を設定する」は隠語で、尋問対象者の意志をくじくことを意味している。

 事件にかかわった女性兵士は陸軍犯罪調査局の事情聴取に対し、軍情報機関などの指示で、拘束者に口を割らせるよう虐待を行ったと宣誓供述した。摘発された男性兵士も「刑務所内の軍情報機関の担当エリアで、道徳的に問題のあるさまざまな行為が行われるのを見た」と証言。尋問がうまくいった場合、情報機関側は「よくやってくれた。いい情報がとれた」と感謝したという。

 別の男性兵士は家族への手紙で、昨年11月にCIA担当者が行った激しい尋問でイラク人が死亡、「遺体は氷詰めにされ、医務兵が運び去った」と書いたと同誌は報じた。

 刑務所の管理を担当していた憲兵部隊は、昨年10月に担当になるまでは交通整理などが任務だったといい、報告書は、収容者の取り扱いに関する適切な訓練を受けていなかったと指摘。虐待事件発覚後に刑務所長を解任されたジャニス・カルピンスキ准将も、今回初めて刑務所運営を担当したとされる。(毎日新聞)

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<イラク>米英軍の虐待 イラク市民の反米感情あおる

 【バグダッド杉尾直哉】バグダッドの刑務所に収容されているイラク人が米軍関係者に虐待された問題は1日、イラクのテレビや新聞で報じられた。裸で虐待を受けるイラク人の写真がもたらした衝撃は大きく、市民の間で既に広まっている米国への不信・嫌悪感に火をつける結果となった。

 バグダッドでは、アルジャジーラなど衛星テレビや、地上波テレビ局アルイラキヤを通じ、電線につながれたイラク人の写真などが放送された。

 バグダッド北東部で商店を営むセッタさん(29)は「テレビで恥ずかしい格好をさせられた人の写真を見て、米軍の目的はイラク解放ではなく占領だったとはっきり分かった。米軍は完全に信用を落とした」と話した。

 近くに住むアフメドさん(40)は「(イスラム教)スンニ派、シーア派、クルド人ら宗教・民族にかかわらず、あらゆるイラク人はあんな侮辱には耐えられない」と話した。アフメドさんの子供3人は、米英軍の占領以降、学校接収や道路封鎖で通学できない状態が続いている。米軍の包囲作戦が続いた中部ファルージャに住む親類宅3軒も米軍の攻撃で粉々に破壊されたという。アフメドさんは「米軍が行ってきたことすべてが侮辱だ。米国によるイラク復興など幻だ」と話した。(毎日新聞)

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英兵らのイラク人捕虜虐待疑惑、当局が調査に乗り出す

 [ロンドン 30日 ロイター] 英当局は4月30日、イラク駐留英軍兵士らによるイラク人捕虜虐待疑惑の調査に乗り出したことを明らかにした。
 英陸軍のマイク・ジャクソン参謀総長は、5月1日付のタブロイド紙ミラーに、捕虜を虐待している複数の英兵の写真が掲載されることが明らかになったため、直ちに調査を命じた。
 同紙がロイター通信に語ったところによると、覆面をしてうずくまっているイラク人に、小便を浴びせる英兵の写真もあるという。
 同参謀総長は声明の中で、「わたしは英兵による捕虜虐待疑惑を以前から認識しており、調査は既に始まっている。もし事実と判明すれば、こうしたおぞましい行為は疑う余地もなく違法であるばかりか、英陸軍の軍規に違反する」と述べた。
 同様の疑惑は、イラク駐留米軍についても指摘されている。(ロイター)

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イラク人虐待「組織的」 米誌、軍内部報告を暴露

 【ワシントン2日共同】イラク駐留米軍によるイラク人虐待問題に絡み、米軍が今年2月に詳細な内部調査報告書をまとめていたことが2日、分かった。米中央情報局(CIA)など情報機関の意向を背景に、虐待が組織的、日常的に行われていた実態が描かれている。「ごく少数の者による行為」としたブッシュ大統領の弁明とは大きな食い違いがあり「イラクの民主化」を唱える米国への不信感を増幅させることになりそうだ。
 米ニューヨーカー誌が53ページの報告書を入手、インターネット版で報じた。近く発売される最新号(5月10日号)に掲載される。
 報告書はイラク駐留米軍のサンチェス司令官の了解を得て、米軍の少将がまとめた。バグダッド西方の旧アブグレイブ刑務所における虐待の実態を詳述している。
 報告書は、裸の拘留者に冷水や化学物質をかけたり、ほうきの柄を使った殴打や性的暴行、軍用犬をけしかけた例などを列記。特に昨年10月から12月の間には多くの「加虐的で露骨かつ不当な犯罪的虐待」が集中したとしている。(共同通信)

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米兵のイラク人捕虜虐待疑惑、米誌が米軍報告書入手

 [ワシントン 1日 ロイター] 10日発行の米ニューヨーカー誌に掲載される米軍報告書によると、イラク人捕虜が米兵による虐待を受けたことが明らかになった。虐待は数多く、非人道的で犯罪的な行為としている。
 同誌は、バグダッド郊外のアブグレイブ刑務所で行われたと見られる捕虜虐待疑惑に関する53ページの報告書を入手したという。同誌ウェブサイトに1日掲載された記事によると、報告書は2月に作成された。
 報告書には「ランプを割って、リンを含んだ液体を注ぐ」「ほうきの柄や椅子で殴る」「男性捕虜に強姦すると脅す」といった内容がリストアップされている。
 報告書は詳細な目撃者の記述と、非常に鮮明な証拠写真を含むとされる。
 一方、国防省報道官は同誌の捕虜虐待記事についてコメントを避けた。ただ、捕虜虐待に関する記事の全てを深刻に受け止めており、疑惑は全て徹底的に調査していると述べた。(ロイター)

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<米大統領>イラク人虐待を批判 「深い嫌悪感覚える」

 【ワシントン和田浩明】バグダッドの刑務所に収容されているイラク人を米軍関係者が虐待している写真を米CBSテレビが放送し、ブッシュ米大統領は30日、虐待行為について「深い嫌悪感を覚える」と厳しく批判したうえ、捜査の継続と関係者の処分を行う考えを示した。

 大統領はホワイトハウスで記者団に対し、関与したのは「ごく少数」で、在外米軍全体の傾向を示すものではないと強調した。

 だが、今年1月にも、イラク人捕虜を虐待した米兵3人が除隊処分を受けている。国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」は30日に発表した声明で、占領軍による拷問の報告を複数受けていると指摘、「独立した調査を行うべきだ」と主張した。アラブ諸国からも激しい抗議の声が上がっており、反米勢力の攻撃激化や、6月末に予定される主権移譲の混乱をもたらす可能性もある。

 写真は複数あり、28日に放送された。黒いずきんと布をかぶって箱の上に立たされ、両手に電線をつながれた人物▽ピラミッド状に折り重なった裸の男性数人▽黒い袋をかぶった頭に両手を乗せた裸の男性――など。一部の写真には、軍服姿の笑顔の男女が一緒に写っている。米陸軍がCBSに語ったところでは、電線につながれた人物は「箱から落ちたら感電する」と脅されていた。

 駐留米軍のキミット准将によると、写真はバグダッド西方のアブガリブ刑務所で昨年11〜12月ごろ撮影されたらしい。同刑務所に勤務する米兵が、看守や尋問担当者らの虐待行為の証拠として今年1月に上官に提出し明るみに出た。

 サンチェス駐留米軍司令官が命じた捜査の結果、6人の米陸軍憲兵が残虐行為などの容疑で摘発された。軍法会議が開かれる見通しだが、米軍は「捜査が完全に終わっていない」として容疑者の氏名は発表していない。身柄についてはキミット准将が3月下旬に摘発を発表した際「任務を解かれイラクにいる」と述べた。

 米メディアによると、この事件に関連して、刑務所長の陸軍准将が解任され、少なくとも7人が停職処分を受けた。

 米軍側は虐待を受けたイラク人は約20人としているが身元や収容の理由は明らかにしていない。(毎日新聞)
[5月1日14時14分更新]

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イラク人虐待、許容できない=英首相

 【ロンドン1日時事】ブレア英首相は1日、欧州連合(EU)首脳会議出席のため訪れているアイルランドの首都ダブリンで英スカイテレビとのインタビューに応じ、相次いで発覚した米英軍によるイラク人拘束者の虐待について、「全く許容できない」と非難した。 (時事通信)

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