27819 返信 マルコスは、サンフランシスコのゲイである。 URL 猫まんま 2004/05/15 20:06
こんばんは。

tpknさん;
> > 罵倒する目的でホモ=男性同性愛者の語を用いられた、のであれば「ホモ」の人は傷付くのでは。
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> > tpknさんが「傷付く」と感じるのは「差別されてるホモ」という構造の中に自分自身が不当に貶められてる、という事なのでしょうか?
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> いえ、そういうことではなくてノンポリ様程度の人に、罵倒する目的で私の掲示板を持ち出されたからです。最後の「このホモ」とは何も関係ありません。そしてトルティーヤさんの場合は、罵倒されたこと自体で「傷つ」いているかもしれません。たしかに「傷つく」のは差別の結果ではあるでしょうが、その原因は差別だけじゃなかろう、ってことが言いたいだけです。つまりこの場合、「誰が傷ついたか」は本質的な問題とはちゃうだろ、と。
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失礼しました。「ホモ」とか「オカマ」の言葉を見るとつい条件反射でレスしてしまいたくなる癖があるもので。
ひょっとして内在化した差別意識の現れか何か?と思ってしまいそうでした。「ホモ」の語に括りすぎたようです。

又、日本の人質事件の時、新潮が『今井君の家族は共産党』などという見出しでバッシングした時に、それに対する反論でそれが事実かどうか?というところに力点がおかれた物が多く見られ、共産党だったら何だというの?自民党だとよかったの?という物が弱かったような印象があり、何となく違和感があったものですから。

梶村さん;
> 数年前ですが、ベルリンでヴォーベライト氏が市長に選ばれました。彼はその選出決議ののあった議会の就任演説で、「私はホモセクシャルだ。これは良いことだ!」と宣言して満場の拍手を得ました。その日から全国のメディアも拍手を送りました。
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> 以来、この「Ich bin schwuel.So ist gut!= I am a gay. its good!」という彼の言葉は、至る所で引用されたため、今では「ホモセクシャル(当然レスビアンも含む)」という言葉は「差別用語」としての毒がすっかり抜かれてしまいました。
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> つまり、「このホモが!」というようなことを口にすると、「このアホが!」と思われるだけで自分のバカさ加減を表明することになるので、すっかり言われなくなったということです。
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似たような話しで、メキシコのサパティスタ民族解放軍のマルコス副司令官が、体制寄りのマスコミによって『サパティスタ軍の副司令官マルコスは、サンフランシスコにもいたことがあるゲイである』と言われた時に、『マルコスが、同性愛者であるかどうかについて』という声明を発表したのですね。

 『マルコスは、サンフランシスコのゲイである。 そして、南アフリカの黒人であり、 ヨーロッパのアジア人であり、 スペインの無政府主義者、 イスラエルのパレスチナ人、 観光地の先住民である。 貧民街の暴力団員、 由緒正しい大学のロックミュージシャン、 ドイツのユダヤ人、 国防省の中の人権擁護者、 政治的な政党の中のフェミニスト、 冷戦後の共産主義者、 ボスニアの平和主義者、 ギャラリーも地位もない芸術家、 メキシコのあらゆる都市や場所に暮らす、土曜日の夜を過ごす家庭の主婦、 20世紀の終わりにおけるメキシコのゲリラ、 御用組合の中でストライキをする者、 フェミニズム運動の中のセクシスト、 午後10時に地下鉄の駅に1人でいる女性、 土地のない農民、 地下出版社の編集者、 失業した労働者、 オフィスのない医者、 流行にはずれた学生、 ネオリベラリズムに反対する反対派の人、 著書や読者を持たない作家、 そしてもちろん、メキシコの南東部のサパティスタ。 言い換えるなら、 マルコスは、この世にどこにでもいるような人間である。 マルコスは、 受け入れられず、抑圧され、単に利用されている、すべてのマイノリティーであり、抵抗し続ける少数派だ。』

以上http://barairo.net/HIP/front/3rd/3rdindex.htmlより引用

最初にこれをよんだ時にひどく感動しました。『やっぱりマルコスはかっこいいな、どこかの自己責任マンとは全然違うな』なんて感じでしょうか。

でも、今になって考えると、これはマルコスが『ホモじゃないから』こそ成り立つ言説なんじゃないのかと。
また、マルコスが匿名の存在だからでもあるからなのですね。

梶村さんが書かれたベルリン市長の件も、だからといって誰でもカミングアウト出来る状況ではないのですよね。
その前後の事がよくはわからないのですが、市長という一種の権力者が、カムする事によって被差別者が差別者たりえる、『クローゼットの中のゲイ』という構図からは脱却出来る、という以上の意味があるのかどうか?などと考えてしまいました。とりとめなくてすいません。