33826 | 返信 | 非武装?無抵抗???おいおい | URL | 一徳がいっとく | 2005/03/23 10:49 | |
謹啓 初めて投稿する 一徳がいっとく と 言う者ですが 非武装、無抵抗を主張する投稿文をみて、甚だ疑問に思い筆をとってみた。 まず、投稿者には、家族がいないのだろうか、国籍はどこなんだろうかと、素朴な疑問 愛するものの為に、戦わないのだろうか、生まれた国の歴史や文化にリスペクトしないのだろうか。いじめられたら、いじめられっぱなしでいいのだろうか。死を待つのみなのか。 非武装については、現在、非武装国家はどこにも地球上にない。 永世中立国のスイスは国民皆兵、コスタリカは国境防衛隊数千名、リヒテンシュタインはスイス軍が傭兵、など、、 ここで、スイスに学びたいが(以下引用含む) 第二次大戦中、スイス軍は約500機の戦闘機と高射砲5連隊などを整備し、戦争全期間を通じて、7,379回の空襲警報に対して、枢軸国側の撃墜64機、連合国側190機の戦果を挙げた スイス人らしい考えとは、国の内外を問わずわが隣人を尊敬する事を意味する。そのために、我々は言語・人種・文化の多様性に満足している。だがら、我々は強国の戦争において中立を守り、彼らのあるがままを理解しながら我々自身はその争いの外にとどまることに努力している。 スイス人らしい行動とは、いつも我々の民族共同体の実を具現することである。それゆえに、祖先の例にならって、国家の防衛のためには一体となるのである。 個人はそれぞれの場で全体の幸福に対して責任を負わねばならない。・・・この自覚と認識によって、我々は連邦の自由と独立を守るのである。(スイス将軍アンリギザン) 中立であることが、平和を保証してくれるわけではないことは、幾多の中立国が簡単に侵略されたことでも明らかである。自国を侵略するメリットよりも、コストの方が高いことをいかに他国に思い知らせるかが、自由と独立を維持するための鍵であることをスイスの歴史は示している。 安易に非武装中立を説いたり、防衛を米国任せにしながら、北朝鮮や中国の領海侵犯、竹島問題に悩まされている我が国にとって、これこそがスイスから学ぶべき教訓であろう。 引用参考図書「将軍アンリ・ギザン」、植村英一、原書房 「スイス 歴史から現代へ」、森田安一、刀水書房 最後に、スイスが国民全員に配布している「民間防衛」を紹介したい。 第1章に「平和」という章があり、「親たちがわれわれのことを心配してくれたように、子供たちのことを考えよう。自由と独立は、断じて、与えられるものではない。−−自由と独立は、絶 えず守られねばならない権利であり、ことばや抗議だけでは決して守り得ないものである。手に武器を持って要求して、初めて得られるものである。」 |
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