34621 返信 Re:最低限、侵略した側の肩を持たないという原則について URL 兼松真哉 2005/04/25 21:32
告天子さん。34491への返信です。

> 兼松さんにお尋ねしますが、侵略「された」側に立つのだというのであれば、日本がロシアに侵略されそうになった日露戦争については、日本の側に立つことはしないのですか?

 「日本がロシアに侵略されそうになった」とは言えないと思います。
 日露戦争については、日本とロシアとの間で朝鮮・旧満州の「権益」を争ったと理解しておりますので、日本の側に立つのが正しいかどうか判断しかねます。どちらの悪がよりマシかという選択ですから。

> また、朝鮮は清国から、随分とひどい扱いを受け続けたからこそ、「むしろ、日本と組んで、同じアジア人として西洋や、清国の圧政と戦おう」とした

 「むしろ、日本と組んで」の根拠を示していただけませんか?
 むしろ、「斥倭洋」や「逐滅倭夷」というスローガンが有名だと認識しているのですが。
 あと、「清国の圧政と」ではなく「李朝の圧政と」が適切でしょう。
 甲午農民戦争(東学党の乱)については、以下のサイトが詳しいようです。
 (a)  甲午農民戦争
 (b)  東学党の乱

> 東学党の乱に対する李朝の姿勢は、「弱者への侵略」ではないのですか。

 侵略ではなく弾圧だと表現するのが適切だと思います。
 ちなみに、日本軍も、東学党の乱を弾圧する側でした。

> 「最低限、侵略した側への肩を持たない」と言うことですが、それは実は、反日の言い訳であって、本当にそれが兼松さんの信念であれば、「敵」は日本国のみならず、清国もそうであり、李朝もそうであり、いや、何よりも、現代の中国共産党こそ、「侵略者」として非難されるべき再筆頭である、ということにはなりはしないのですか。

 当時の清朝と日本は、李朝に加担して甲午農民戦争の農民側を弾圧したので、そのことは非難されるべきだというなら、そのことに私は同意します。(甲午農民戦争の農民側を支持します。)
 現代の中国共産党は非難されるべきだということにも依存ありません。(世界の中で「再筆頭である」とは言えないと思いますが。)