三菱商事の社会貢献活動の理念モデル


三菱商事は、私達の社会をより豊かで、ゆとりのあるものにするために貢献す ることを基本理念としています。社会貢献活動を通じて、三菱商事と社会が心 と心で触れ合うことを目指しているのです。そこで、私たちは三菱商事にとっ て、「HEART」という言葉は、大事なものであると考えました。そこで理念の 説明です。

理念の中心はHEART(心)です。心と心の触れ合い、相手の 心を思いやる、社員の心を豊かにする、さわやかハートネットのハート、など などHEARTがキーワードである、と定義するのが、このモデルです。このHEART を構成するのが次の5つの言葉です。

この言葉を関係づけると、 という、モデルになります。

グッドコーポレートシチズンを目指す三菱商事は、社会に対して知恵と汗を絞っ て貢献することで、社会との関係を深めようとします。一方社会は、その活動 を通じて三菱商事に対する信頼を高めます。このサイクルが回ることによって、 三菱商事と社会との調和が達成されることになります。 この実際の活動を担うのが社会環境室です。つまり、社会のニーズを汲み上げ、 自ら知恵を出し合い、汗をかいて実際に行動し、それが社会の幸せにつながり、 それを得ることにより、三菱商事社員の幸せにつながる。そして三菱商事と社 会の相互信頼関係が生まれる。信頼されれば、また要望が社会から三菱商事に 出されることになります。このサイクルをうまくまわしてゆく、コーディネー ターが社会環境室なのです。
また、この理念の中心であるHEARTは、社会貢献活動を通じて社員に心の豊かさをもたらすHEARTという意味でもあります。



組織コミュニケーション論
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慶應義塾大学総合政策学部専門基礎科目
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