湘南希望の郷
基本理念
障害者には、同世代の健常市民と同様の『当たり前の生活を営む権利』、すなわちあらゆる面での「完全参加と平等」の権利がある。これを保障するためには、全ての面で条件整備が必要である。
3つの目標
1977年 5月 障害者、ボランティア、地域住民の交流の場「さがみライ
トサロン」を五十嵐宅内に開設。
10月 神奈川県の地域作業所の指定を受け、電子部品の組立作業
を開始。
1978年 4月 情報サービス部門として、点字製版、印刷、録音テープ複
写作業を開始。
4月 録音カナタイプ速記の訓練を開始。
1980年12月 社会福祉法人「光友会」厚生大臣より認可。
1981年 4月 身体障害者通所授産施設「神奈川ワークショップ」
(定員20名)開設。
1982年 4月 授産訓練終了時の雇用の場として、法外施設「湘南
文化社」(ミニ点字出版所)を五十嵐宅内に開設。
1983年12月 「神奈川ワークショップ」、定員30名に増員。
1984年 4月 同上施設、デイサービス事業を開始。
1986年 6月 身体障害者療護施設「湘南希望の郷」(定員50名)、
地域作業所「のぞみの家」同時に開設。
1987年 4月 同上施設、地域福祉サービス事業を開始。
1989年 4月 藤沢障害者自立生活援助センター「湘南希望の郷
ケアセンター」、身体障害者福祉ホーム「藤沢サン
ライズ」を同時に開設。
4月 地域作業所「さんふれんど」を開設。
1990年 3月 神奈川県より「ともしびショップ」2号店の運営委託を
受け、第二教育センター内に開設。
1992年 4月 「神奈川ワークショップ」「さがみライトサロン」「湘南
文化社」獺郷に移転。
「神奈川ワークショップ」定員50名に増員。
1993年 4月 「さがみライトサロン」と「のぞみの家」を統廃合し、
障害者地域活動センター「サロン&のぞみ」となる。
1995年 6月 「湘南希望の郷」定員60名に増員。
「湘南希望の郷」短期入所定員18名に増員。
施設の概要
◆個室・準個室・共同室などさまざまな個室を用意し、障害の種類、程度、生活歴などを考慮し、一人一人にあった快適な生活ができるようにします。
◆日常生活は、市民としての生活が営めるように努力します。
◆各種の訓練は、科目の多様化をはかり、努力する喜び、学習・創造する喜びを享受できるものとするとともに、可能なものには法人内の授産施設または類似施設への進路も考慮します。
◆医療ケアは、西洋医学のみならず、東洋医学も適応症に対しては活用し、東西医学の長所を生かし、短所を補うものとします。
◆帰宅・外出・交流など可能な限り自由にできるように施設職員はもとより家族会・施設ボランティアの協力が得られるよう努力します。
◆当法人内の施設利用者はもとより市内障害者団体・近隣住民・ボランティア団体・各種の団体などとの交流を活発におこない、地域福祉推進の核として開かれた施設になるよう努力します。
入居者の概要
障害状況別
日常の活動
〈年間の活動〉
4月 花見ツアー、健康診断、プール(毎月)、買物(毎月)
5月 県身障スポーツ大会、ヨットツアー、誕生日外食(毎月)
6月 ふれあい運動会
7月 七夕コンサート
8月 ふくし村祭り
9月 一泊旅行、寿の集い、ローリングバレー
10月 一泊旅行、運動会・文化際(隔年交互)、健康診断
11月 一泊旅行
12月 クリスマス会、もちつき
1月 賀詞交換会
2月 豆まき、卓上競技会
3月 ひな祭り、柿の実カラオケ大会(年3回)、歯科検診
〈リハビリ訓練及び活動〉
〈おもな余暇活動〉
〈毎日の生活〉
6:00 起床
8:00 朝食
9:50 オリエンテーション
10:00 リハビリ訓練・活動(月〜金)
12:00 昼食
13:30 リハビリ訓練・活動
15:00 入浴(週2回)
18:00 夕食
19:00 入浴(月・木)
就寝準備
就寝
地域福祉の核機能
湘南希望の郷では、施設機能を活用し、次のような地域の方々への事業を実施いています。
◇湘南希望の郷ケアセンター
◇湘南希望の郷ナイトケアセンター
18床 ショートステイ利用可能
◇ボランティアスクール
障害者福祉についての正しい知識と技術を学習していただくため年間3コース開講しています。