特別養護老人ホーム

さくら苑


[0] 連絡先


《以下パンフレットより》

[0] 名称

 特別養護老人ホーム    さくら苑

[0] 事業開始

 1984年5月1日

[0] 分野

 老人福祉

[0] 目的

  身体的または精神的に著しい障害があり、常に臥床(がしょう)しているか、生活の大半を人の助けに頼っている65才以上のおとしよりで、家族の介護が得られない方々に対して、生活の自立性を高め、自己実現の為の援助を実践する居住施設です。

[0] 経営主体

  社会福祉法人  秀峰会

   理事長 桜井里二   理事  西山廣光
   理事  島村浩    理事  徳増陽司
   理事  相馬元治   監事  萩原瑞己
   理事  久保田市郎  監事  矢島敬次

[0] テーマ

 天に星 地に花 人に愛

[0]

[0] 理念

  1. 人間が主体である。(おとしよりが、常により高い自己実現に向かって、生活できる環境を作ります。)
  2. 連帯の輪を無限に広げていく。(地域社会との交流を通じて、あらゆる人々が支えあって共に生きる地域連帯の実現を進めます。そして連帯の輪を世界に向かって広げます。)
  3. 日に日に新たな今日を創造していく。(変動する社会に、常に生き生きと対応してゆける創造的な人間の生活を実現します。)

[0] 行動指針

  1. 思いやり(すべての人々が共に生きることへの確信と行動)
  2. 活力(周囲を明るく楽しいものにしてゆくための積極的働きかけ)
  3. 合理性(合理性のものさしを忘れない判断力と行動力)
  4. 創造性(常によりよい状況を創造してゆく柔軟な思考と実践力)
[0] シンボル

 建物の前面に掲げたシンボルは、秀峰会存立のテーマである「天に星 地に花 人に愛」の言葉を具象化した作品です。
 愛のシンボルであるハートを基本のモチーフとしておりますが、又、すべての生命の根源とされる太陽のイメージ、生命を次代に伝える役目をもった種子のイメージも、もっています。このシンボルは、苑旗、職員バッチ、各種書類などに統一的に使用され、秀峰会が地域社会においてそして世界に向かって展開する各種活動を統合する理想の象徴です。

[0] 定員

    70名(他にショートステイの設備があり、常時約12名の方々が         利用しています。)

[0] 職員

    60名(非常勤1名)

[0] 実施している事業

  1. ショートステイ
  2. 入浴サービス(施設入浴、訪問入浴)
  3. 高齢社会生き生き生活セミナー
  4. 地域社会の人々による施設機能の利用
  5. 実習生、研修生の研修
  6. 文化活動を通じての地域社会の人々との交流
  7. 四季折々の行事を通じての地域社会の人々との交流
  8. 地域交流の為のミニコミ誌桜花通信(はなのたより)、
    グラフ誌「星と花と愛と」の発行

[0] ヨコハマY2共和国

 さくら苑は、1987年11月22日ヨコハマY2(わいわい)共和国という独立国になりました。日常生活にユーモア感覚を大胆にとり入れて、開かれたそしてしなやかな生活をのびのびと展開してゆきたいという願いをこめて新しい国づくりを進めています。

[0] CAPP

 さくら苑では Companion Animal Partnership Program活動をとり入れています。この活動は日本動物病院福祉協会の支援のもとに、人と動物がお互いを友としてより良い信頼関係を築きながら、豊かな生活を創造してゆくことを目的として展開されるものです。

[0] おもちゃ美術館

 地域社会の人々、特に子供達とおとしよりのふれあいを促進することを目的として芸術教育研究所の援助のもとに、さくら苑の中におもちゃ美術館活動をとり入れました。おもちゃを自由に使って楽しく遊んで下さい。そして、おとしよりの方々と友達になって下さい。

[0] 空とぶじゅうたん活動

 空とぶじゅうたんのように気がるに自由に、さくら苑で生活する人々が街に、自然の中に出かけてゆきます。そして街の人々と共に生きる生活を実現します。

[0] 療育音楽

 心身の活性化をはかり、みんなで音楽をつくっていく喜びをわかちあうために療育音楽活動(東京ミュージックボランティア協会の指導による)を進めています。全員による練習のある金曜日は生活の流れにリズムをつくる大切な一日です。

[0] NW3000活動

 文化活動を通じ3000人のネットワークをつくります。高令者が安心して生活できるコミュニティをつくるため人々が帰属する組織体の枠をこえて、連帯する状況を創造します。

[0] 装い、お化粧のすすめ

 美しく加令し、その人らしい楽しい生活をつくってゆくために、装い、お化粧を大切にします。高令期もまた人生の大切なステージであることは少しも変わらないと考えるからです。

[0] 語り部活動

 どんなに重度な障害を得ても、人は介護を受けるという受身だけの存在ではありえません。その人らしい自己表現への欲求は生きてある限り失われることはないと考えます。自己表現を楽しく個性的に実現してゆくためのひとつのフィールドとして語り部活動を行います。

[0] デス・エデュケイション

 死は私達にとって人生の結実を意味する生涯を通しての最大の事業です。私達は死をタブー視することなく、見つめ考え話しあいそして生きることと一体のものとして受け入れてゆくことを志向します。

[0] 福祉文化学会

 福祉文化学会に参画し、新しい時代に求められる老人福祉活動を研究、実践していきます。そして社会全体としての老人福祉レベルの向上に貢献して行くことをめざします。

[0] ボランティア活動

 さくら苑は多くのボランティアの方々の活動によって支えられて日常活動を展開しています。私達は、さくら苑が地域社会で、より大きな役立ちのできる人間集団になることを目ざしています。これからもより多くのボランティアの方々が、さくら苑を舞台にして様々な活動を展開して下さることを希望します。

[0] 利用の申し込み

 ショートステイ、入浴サービスを利用希望されます方は、各区の福祉事務所にお申し込み下さい。その他さくら苑御利用希望の方は、電話、来訪等いずれの方法でも結構です。日曜、祭日を問わず、365日いつでも歓迎致します。お気軽にどうぞ。

[0] 施設の規模

   敷地面積  2,987平方メートル
   建物    2,438平方メートル  鉄筋コンクリート3階建


[0] 主な年間行事

 4月 地域社会の人々と共にお花見
 5月 昔遊びの子供の日、母の日の写生大会
 6月 社会探訪一泊旅行、横須賀菖蒲園の日
 7月 幼稚園児と七夕まつり、ワークキャンプと花火大会、街でグルメの会
 8月 夏まつり、平和の祈り、街でグルメの会、ワークキャンプ
 9月 Y2共和国リトルワールド、お月見、孫子老の日、みんなの音楽会
10月 社会探訪一泊旅行、NW3000活動と海外支援バザー、Y2共和国     オリンピック
11月 ヨコハマY2共和国建国記念日
12月 クリスマス会、地域の人々とおもちつき、ゆく年くる年
 1月 火生の儀、新年の祝、獅子舞、初釜
 2月 私達の傑作展、豆まき、街でグルメの会
 3月 幼稚園児とひなまつり


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