LaTeX での EPS ファイルの貼り込みについて

第８回で説明している方法はすでに古くなっています．古い方法がすぐに使えなくなるわけではありませんが，できるだけ新しい方法を使う方がよいでしょう．新しい方法を使うには，次のように変更して下さい．

1. epsf パッケージの代わりに graphicx パッケージ
• プリアンブルに次のように書きます．

  \usepackage[dvips]{graphicx}

2. \epsfile の代わりに \inludegraphics
• 図を貼り付ける箇所に次のように書きます．

  \includegraphics[scale=0.5]{/pub/sfc/ipl/1a/exercise/photos/01.ps}

• 拡大倍率はオプションとして書きます．
• オプションを複数書く時はコンマで区切ります．例えば，回転角度を表す angle も指定する時は，[scale=0.5,angle=90] とします．
• 引数としてファイル名だけを書きます．
3. dvi2ps コマンドの代わりに dvips コマンド
   • dvi ファイルは次のようにして印刷します．

     % dvips -Pnps15 test.dvi

   • dvips コマンドは自動的に lpr コマンドを起動するので，プリンタ名は dvips コマンドのオプションとして指定します．