JDK 1.2 非対応のブラウザでアプレットを動かす方法

授業では JDK 1.2.2 を使用していますが、世の中の多くのブラウザ は JDK 1.1 にしか対応していません。そこで、ブラウザで動かすた めには、次の二つの方法のどちらかを使う必要があります。

Java Plug-in を使う方法

アプレットを含むページを見たい人が、あらかじめ Java Plug-in 1.2 (Sun Microsystems 社が配布)をインストールしておく必要があります。

Java Plug-in を使用するアプレットは、applet 要素ではなく、 Netscape では embed 要素、Internet Explorer では object 要素を使う必要があります。どちらのブラウザでも表示でき るようにするには、複雑な書き方が必要なので、HTML ファイルを自動的に変 換する HTML Converter が用意されています。CNS では

    % java -classpath /pub/sfc/ipl/java/lib/converter/classes HTMLConverter
とすると起動します。使い方は ドキュメント を参照してください。

プログラムを書き換える方法

JDK 1.1 の機能しか使わないようにすれば、ほとんどのブラウザで (もちろん、アプレットに対応していなければだめですが)実行することができ ます。

授業の範囲内では次の二つのメソッドが 1.1 にありませんので、右 のように書き換えてください。
Double.parseDouble(s)Double.valueOf(s).doubleValue()
Math.toRadians(x)x / 180 * Math.PI

これ以外の機能については、ドキュメント や参考書を参照してください。