■PhotoWalker概論
PhotoWalkerは、写真どうしをリンクして「空間を歩きながら移動するような効果を再現する」システムの総称です。
このシステムは、2つのソフトウェアによって構成されています。
・PhotoWalker: 写真どうしをリンクして編集し、リンクした編集結果を確認するためのソフトウェア (PhotoLinkerとPhotoBrowserからなります)
・PhotoBrowser: リンクした写真を閲覧するための単独のソフトウェア
PhotoWalkerは、空間リンクデータを作成するソフトウェアで、
編集したデータの確認のため、一部PhotoBrowserの機能を含んでいます。
PhotoBrowserは、閲覧・再生機能のみをもつプレイヤーソフトです。
簡単に言うと、PhotoWalkerは「ホームページ製作ソフトウェア」に相当し、
PhotoBrowserは、「Webブラウザ」に相当します。
PhotoWalkerで作成したリンクのデータは、作成したプロジェクトのすべてのリンク情報をもつhppファイル、または写真ごとにリンク情報をもつhpmlファイルとして保存されます。
hppファイル、hpmlファイルともに、XML形式でかかれたテキストファイルです。
実際に写真を表示するためには、写真ファイルとhppファイルまたはhpmlファイルを組として扱います。
キーワード:
hppファイル : hppとは、"Hyper Photo Project"の略称です。
hpmlファイル: hpmlとは、"Hyper Photo Markup Language"の略称です。
通常のWebが、リンク情報を持つ文書としてのhtmlファイル("Hyper Text Markup Language")でデータが記述されるのに対して、
PhotoWalkerでは、リンク情報を持つ写真としてのhpmlファイル("Hyper Photo Markup Language")でデータが記述されます。
hppファイルは、複数のhpmlデータをひとまとめにしたものです。