千葉商科大学 商経学部

応用情報処理
〜 コンピュータを用いた創造的思考とコラボレーションの実践 〜

2002年度秋学期
担当: 井庭 崇 (iba@cuc.ac.jp)

シラバス

単位 2単位
前提科目 情報基礎, 情報処理


【講義内容】

本講義のテーマは、創造的な思考を行うための方法と、コラボレーション(協働 作業)の方法について、実践を通じて理解するということである。授業を通じて 最終的に共有したいものは、コンピュータにまつわるリテラシーや技術論ではな く、物事を捉え・考え・表現するというプロセスそのものである。授業では、3 人でグループを組み、アイディアの創出からその提案までを行う。これらの作業 に役立つツールは随時解説し演習する。グループで考えたアイディアや提案は、 中間発表会と最終発表会の場で口頭プレゼンテーションを行う。


【授業計画】

第1回 ガイダンス:授業の概要と目的
第2回 発散的思考@: ブレインストーミングの方法, ツールの使い方
第3回 発散的思考A: グループワーク作業
第4回 収束的思考@: アイディアのまとめ方
第5回 収束的思考A: グループワーク作業
第6回 中間発表会
第7回 アイディアの具体化@: システムという考え方
第8回 アイディアの具体化A: ユースケースの考え方, ツールの使い方
第9回 アイディアの具体化B: グループワーク作業
第10回 表現@: 魅力的なプレゼンテーションの作成法
第11回 表現A: グループワーク作業
第12回 最終発表会


【評価方法】

出席状況、提出課題・発表で総合的に評価する。


【履修上の注意】

グループで課題に取り組むため、欠席や途中放棄をしないこと。 授業ではグループワーク作業が中心となるため、積極的な参加を期待したい。


【教科書】

特になし。必要な資料は授業内で配布する

【参考書】

授業内で提示する。


(C) 2002, Takashi Iba