パターン・ランゲージ一覧(慶應義塾大学 井庭崇研究室&株式会社クリエイティブシフト制作)


  • ラーニング・パターン:創造的な学びのためのパターン・ランゲージ
  • コラボレーション・パターン:創造的コラボレーションのためのパターン・ランゲージ
  • プレゼンテーション・パターン:創造を誘発する表現のヒント
  • 探究パターン:創造的な探究のためのパターン・ランゲージ
  • Life with Reading - 読書の秘訣:創造的読書のパターン・ランゲージ
  • ミラパタ(未来の自分をつくる場所:進路を考えるためのパターン・ランゲージ)
  • アクティブ・ラーニング支援パターン
  • 対話のことば:オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得
  • プロジェクト・デザイン・パターン:企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための 企画のコツ32
  • おもてなしデザイン・パターン インバウンド時代を生き抜くための「創造的おもてなし」の心得28
  • 旅のことば:認知症とともによりよく生きるためのヒント
  • 園づくりのことば:保育をつなぐミドルリーダーの秘訣
  • サバイバル・ランゲージ:大地震を生き抜くための知恵
  • 日々の世界のつくりかた:自分らしく子育てしながら働くためのヒント
  • 感性科学マーケティング・パターン:実践・習得のコツのことば

    ラーニング・パターン:創造的な学びのためのパターン・ランゲージ

    井庭研究室 制作(2008-2009)
    ラーニング・パターン(ラーパタ)は、創造的な学びの秘訣を言語化したものです。秘訣は40個のパターン(型)としてまとめられています。


    コラボレーション・パターン:創造的コラボレーションのためのパターン・ランゲージ

    井庭研究室 制作(2012)
    コラボレーション・パターン(コラパタ)は、創造的なコラボレーション(協働)、つまり創造的なプロジェクトの秘訣を言語化したものです。秘訣は34個のパターン(型)としてまとめられています。


    『プレゼンテーション・パターン:創造を誘発する表現のヒント』

    井庭研究室 制作(2011)
    プレゼンテーション・パターン(プレパタ)は、人を動かす創造的プレゼンテーションの秘訣を言語化したものです。秘訣は34個のパターン(型)としてまとめられています。

    書籍:井庭崇+井庭研究室, 『プレゼンテーション・パターン:創造を誘発する表現のヒント』, 慶應義塾大学出版会, 2013年
    2013年度グッドデザイン賞受賞


    探究パターン:創造的な探究のためのパターン・ランゲージ

    株式会社クリエイティブシフト × 株式会社ベネッセコーポレーション 制作(2018-2019)
    探究パターン・カードは、よりよい探究学習を行うための考え方(ヒント)を言語化したものです。計36個のパターン(型)を参考にして自分で考えたり、現状分析をしたり、みんなで話し合ったりすることで探究する力を高めることができます。 探究活動の振り返りや良い進め方を考える際に使うことで、探究の本質に観点を置くことができるため効果的に学びが得られるようになります。
    ベネッセコーポレーションからは、教材『探究ナビ』のなかで、「探究PLカード」として提供されています。


    Life with Reading -読書の秘訣:創造的読書のパターン・ランゲージ

    井庭研究室 × 株式会社有隣堂 制作(2017)
    「Life with Reading - 読書の秘訣」は、これまでの読書推進とは異なる新しい方法で読書支援をするためのツールです。それは、読書のコツや楽しみ方を「言語化」することで、読書について考えたり、コミュニケーションを図ったり、実践したりすることを支援するというアプローチです。収録されている27の言葉を使うと、自分なりに読書について考えたり、他の人と経験を語り合ったりすることが可能になり、読書に関する新しい手がかりが得られます。


    ミラパタ(未来の自分をつくる場所:進路を考えるためのパターン・ランゲージ)

    株式会社クリエイティブシフト × 学校法人 河合塾 制作(2017)
    未来の自分をつくる場所(ミラパタ)では、ワクワクできる進路を考えるためのヒントが27の言葉で示されています。進路選択の根本は「自分の生き方、それを実現する場所を考える」ことである捉え、将来において自分がよりいきいきとできる進路選択を考えるきっかけを提供していくことを目的としています。 進学先を検討している方だけでなく、就職先・転職先を考えている方にもおすすめです。


    アクティブ・ラーニング支援パターン

    株式会社クリエイティブシフト × 株式会社ベネッセコーポレーション 制作(2017)
    「アクティブ・ラーニング支援パターン」(ALP)は、生徒・学生・子どもが主体的に学ぶ力を引き出す教え方のコツを、45個の秘訣として言語化したものです。この言葉を使って自分の教え方を振り返り、改善点を探したり、傾向を分析をしたりすることができます。また、担当教科や教員歴を超えて、自分の経験や知識を教えあうことができ、教師の持っている力を活かしながら学校全体で指導力を高めていくことができます。 学校での教育のみならず、親として子供を育てる際にも参考にできますので、子供たちがいきいきと学んでいけるように幅広く活用していただけます。
    ベネッセコーポレーションから、高校向けに「アクティブ・ラーニング・パターン《教師編》」(ALP)という名称で提供されています。


    『対話のことば:オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得』

    井庭研究室 制作(2017)
    「対話のことば」は、よりよい関係を築くための対話の心得を参考にしながら、みんなで話し合うための心得を30個の言葉にまとめたものです。この心得を参考にすることによって、自分たちの対話のあり方を見直すきっかけになったり、少しよくしていくための方法を自分たちで見つけていくことができるようになるでしょう。

    書籍:井庭 崇, 長井 雅史, 『対話のことば:オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得』, 丸善出版, 2018年


    『プロジェクト・デザイン・パターン:企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための 企画のコツ32』

    井庭研究室 制作(2015-2016)
    プロジェクト・デザイン・パターン(PDP)は、プロジェクト・デザインの根幹となる「企画のコツ」が32の言葉で示されています。企画・プロデュース、新規事業にたずさわる方々が、企画・アイデアを練るとき、ビジネスを考えるときなどに個人やグループでぜひ活用してみてください。

    書籍:井庭崇, 梶原文生, 『プロジェクト・デザイン・パターン:企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための 企画のコツ32』, 翔泳社, 2016年


    『おもてなしデザイン・パターン:インバウンド時代を生き抜くための「創造的おもてなし」の心得28』

    井庭研究室 制作(2017-2018)
    「おもてなし」という言葉を聞いたとき、自分に関係があることだと思う人はどのくらいいるでしょうか? ホテルや飲食店など、接客の現場で働いていない限り、多くの人は「自分とは関係がない」と思うはずです。たしかに、いわゆる伝統的な「おもてなし」の作法をビジネスの現場で活かすといっても、なかなかイメージが湧きにくいかもしれません。 では、これはどうでしょう。 自分たちが提供するもの・ことだけでなく、属する地域・分野全体の価値を高めることも視野に入れながら、自ら考えて動き、チームや周囲の人たちと連携して、心に残る経験をプロデュースする。 こう言われれば、自分の仕事にいま必要なことだ、と感じる方も多いのではないでしょうか。これこそが、「おもてなしデザイン・パターン」が提唱する「創造的おもてなし」です。未来に向けて守っていくべき伝統としての「おもてなし」に加えて、自ら考えつくっていく=クリエイティビティを発揮する「創造的おもてなし」について、接客業・サービス業においても、それ以外の多くのビジネスの現場においても、よりよい成果を導くために必須の心得としてご提案します。インバウンド時代に向け、みんなで話し合いながら、自分たちのおもてなしの在り方を考え、磨いていったり、自己分析をして次の一歩を考えていくためのツールとして、ぜひご活用ください。

    書籍:井庭 崇, 中川 敬文, 『おもてなしデザイン・パターン インバウンド時代を生き抜くための「創造的おもてなし」の心得28』, 翔泳社, 2019年


    『旅のことば:認知症とともによりよく生きるためのヒント』

    井庭研究室 制作(2014)
    「旅のことば」は、認知症であってもいきいきと前向きに過ごしている方々の秘訣を40個にまとめたものです。それぞれの秘訣・ヒントが「ことば」として日常会話で使えるように紹介されているため、簡単に日々の生活や会話、考え方の中に取り入れることができます。「旅のことば」は、旅のことばの内容を複数人で話し合って意味を読み深めたり、意見や関連する経験談を交換したりするワークショップに使用したり、また気に入った工夫をいつも目に付くところに置いておく等の用途に使うことができます。

    書籍:井庭 崇, 岡田 誠 編著, 慶應義塾大学 井庭崇研究室, 認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ, 『旅のことば:認知症とともによりよく生きるためのヒント』, 丸善出版, 2015

    オレンジアクト認知症フレンドリーアワード2015大賞受賞
    2015年度グッドデザイン賞受賞
    自立支援を目指した福祉製品を認定する川崎市の「川崎基準」認定


    『園づくりのことば:保育をつなぐミドルリーダーの秘訣』

    井庭研究室 × 東京大学 発達保育実践政策学センター 制作(cedep)(2017-2019)
    幼稚園や保育園、認定こども園等の「園」をつくるのは、園の職員、子ども、保護者、地域の方々、また園を支える行政等さまざまな人々です。そこでは多様な会話・対話がなされ、日々の園の暮らしの営みがつくり出されます。「園づくりのことば」では、主任保育者や副園長などの「ミドルリーダー」に焦点を当て、園の職員が保育に関わり、互いに交流しながら成長していく環境をどのようにつくっていくのかについて、その実践の知恵を27個の秘訣としてまとめています。本書で紹介しているのはマニュアルではなく、発想の種、あるいは改善のヒントになるものです。園内外での研修等で、ミドルリーダーとしてのリーダーシップの知恵を共有する手がかりのツールとして活用いただくこともできます。小学校・中学校・高校・大学等さまざまな学校の主任の先生や教頭先生、各種ケア施設のミドルリーダー、企業・団体の中間管理職の方にも通じる内容です。ぜひご活用ください。

    書籍:井庭 崇, 秋田 喜代美 編著, 野澤 祥子, 天野 美和子, 宮田 まり子, 『園づくりのことば:保育をつなぐミドルリーダーの秘訣』, 丸善出版, 2019年


    サバイバル・ランゲージ:大地震を生き抜くための知恵

    井庭研究室 × 大木聖子研究室 制作(2013)
    サバイバル・ランゲージは、地震への備えや地震発生時の行動としてよりよいとわかっていることを、覚えやすく実践しやすいかたちで20個の知恵にまとめ、共有できるようにしたものです。サバイバル・ランゲージは、地震への「備え」、地震の「発生時」、そして、地震「直後」の行動の知恵が、名前をつけてまとめられています。覚えやすい新しい「言葉」になることで、日常生活でその知恵に触れ続け、定着させることができるのです。ぜひ家族や友人、同僚、近隣の方と、大地震を生き抜くための行動について話し合い、備え、大地震が発生した際には実践するようにしてください。


    日々の世界のつくりかた:自分らしく子育てしながら働くためのヒント

    井庭研究室×花王株式会社 制作(2016)
    子育てをするということ、働くということ、自分らしくいるということ、これらを同時に満たすのは簡単なことではありません。ときには、無理なのではないかとさえ思えてきます。しかし、ちょっとした工夫があると、それらが絶妙に組み合わされ、重なり合い、よい方向に向けてまわりだすこともあります。その秘訣をまとめたのが、「日々の世界のつくりかた」です。「日々の世界のつくりかた」では、育児と仕事を両立している方々からお話を伺い、そこで語られたコツを集約し言語化し、34個の「ことば」にまとめました。それぞれのことばには、子育てしながら働くという状況のなかで起こりやすい問題と、それを乗り越えていくための考え方や行動で


    感性科学マーケティング・パターン:実践・習得のコツのことば

    感性科学マーケティング・パターンは、感性科学マーケティングの考え方を理解し、実践知を体得して成果を上げ続けられる人になるために、何をどのように実践すればよいのかを「パターン・ランゲージ」という方法でまとめたものです。にワクワク系マーケティング実践会を主宰する小阪裕司の感性科学マーケティングの理論を今いちど丁寧に洗い出すとともに、その理論にもとづき成果を出している実践者たちが実際にしていること・考えていることを織り交ぜ、体得するために実践すべきことを俯瞰して学びやすいかたちにまとめました。  感性科学マーケティング・パターンでは、感性科学マーケティングの本質を40の言葉で表現しています。みなさんの実践を深めるガイドとしてご活用ください。 感性科学マーケティング・パターンのブックレットとカードは、現在、ワクワク系マーケティング実践会の会員向けに提供されています。




    各種パターン・ランゲージの紹介や、使い方・活用事例については、以下にも情報があります。


    また、パターン・ランゲージの考え方や活用方法・事例については、次の本をご覧ください。