井庭研 2010年度秋学期シラバス
2010.06.30 Wednesday 12:57
井庭 崇
2. 動きの地図をつくる ? "Mapping the Dynamics" Project
(「時空間」 × ネットワーク分析 → ヴィジュアライゼーション)
このプロジェクトでは、ダイナミックに変化するシステム/出来事を捉えるための「新しい方法」を探究します。現在取り組んでいるのは、「関係性」を分析するために用いられてきた「ネットワーク分析」(network analysis)の手法を、動き/変化を捉えるために用いるということです。実際にデータ分析を行いながら、変化を捉える新しい方法論の構築を目指します。
3. 英語力強化法のイノベーション ? "The Way of Generative Communication" Project
(「生成」 × 表現のパターン分析 → オーラリティ)
このプロジェクトでは、英語でのコミュニケーション力を強化する「新しい方法」を探究します。目指すのは、これまで学校教育で行われてきた「リテラシー」(読み書き能力)の向上や、語学学校を中心に行われてきた会話の練習ではない、新しいメソッドの確立です。参考にするのは、文字が登場する前の「口承文学」の語り部たちの方法です。彼らは、小さな基本パターンをたくさんもち、それを即興的に組み合わせて物語を語りました。そのような生成的な「オーラリティ」(orality)の能力を向上させるという観点から、新しい英語力強化法を編み出したいと考えています。
[7] << [9] >>
-
-
<< 井庭研エントリー(2010年春学期)〆切延長
The Syllabus for the Seminar of Iba Lab (fall, 2010) >>
[0] [top]