学習パターンの英語化プロジェクト、その後

2010.09.11 Saturday 12:53
井庭 崇


特別研究プロジェクトの開始から5日が過ぎた。

前回書いたように、初日からずっと学習パターンの英訳版のレビューを行ってきた。そしてようやく、40個のパターンのレビュー1周目(!)が終了した。

2つのライターズワークショップを並行して行ってきたが、毎日朝10時から夜7時まで取り組み、まる5日間かかったことになる。やはり、パターン・ライティングは時間がかかる。

今回は、新しくパターンの内容をつくっているというわけではないが、それでも、そのパターンの意味するところや表現の意図を深く理解し、それを踏まえて、英語らしい表現で書く必要がある。

そういうこだわりをもって取り組むと、ひとつのパターンあたり、たいてい1時間半はかかってしまう。苦戦したパターンのなかには、3時間かかったものもある。

パターン名についても見直し、必要なものについては新しいものを考えた。例えば、以下のようなパターン名の変更を考えている(左が新名称、右が旧名称)。

Right Way (← 目的へのアプローチ:旧 Appropriate Approach)
Fruit Farming (← 小さく生んで大きく育てる:旧 Start Small, Let it Grow)
Talking Thinker (← 「はなす」ことでわかる:旧 Release of Thought)
Tangible Determination (← 断固たる決意:旧 Firm Determination)
Good Asking (← 教わり上手になる:旧 Good Learner)
Manebu (← 「まねぶ」ことから:旧 Mimic Learning)
Frontier Finder (← フロンティアンテナ:旧 Frontier Antenna)
Field Diving (← フィールドに飛び込む:旧 Field Dive)

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