COINs2010 (Collaborative Innovation Networks) 学会報告 その1

2010.10.07 Thursday 15:01
井庭 崇


The Second International Conference on Collaborative Innovation Networks (COINs2010)に参加するため、米国ジョージア州サバンナに来ている。今回は井庭研の学生4人と、静岡大学の先生・学生と一緒。

アメリカの南東部の町だけあって、広くゆったりとしていて、そしてなにより陽が暖かい。

碁盤の目のように道路が敷かれ、あちこちに小さな広場“Square”があるサバンナは、町づくりの観点からも有名らしい。

そんなこともあり、今日は発表準備の合間に、町を歩きまわってみた。メンバーの一人が、持ってきた『A Pattern Language』(C. Alexander)を手にいろいろとパターンが体現されているものを見つけていた。

小さな広場であるSquareは、まさに Small Public Squares (61)。Sunny Place (161)、Street Cafe (88)、Stair Seats (125)、Open Stairs (158) 、Opening to the Street (165)、Connection to the Earth (168)、Tree Places (171) など、生き生きとした空間をかたちづくるパターンが、町のあちこちに体現されているのを感じた。

せっかくなので小さな広場で、Sleeping in Public (94)も実践(笑)。日なたは少し暑いけれども、日陰はひんやり。ちょうど、Squareの木漏れ日がある辺りが心地よい。


アンティークな建物と溢れんばかりの緑のなかを歩く。
image[Savannah3.jpg]
Savannah, GA, USA. Photograph taken by Takashi Iba, 2010.

Savannah Riverのほとりで『A Pattern Language』(C. Alexander)を読む。
image[Savannah4.jpg]
Savannah, GA, USA. Photograph taken by Takashi Iba, 2010.

バルコニーからこちらを覗いている犬がかわいい。そこも気持ち良さそうだね。

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