『思想地図β』が出版されました。ぜひ多くの人に読んでほしい。

2010.12.21 Tuesday 22:54
井庭 崇



僕も、勢い余って「ネットワーク科学からパターン・ランゲージ2.0をつくるのではなく、アレグザンダーのコンセプトからネットワーク科学2.0が導かれる必要がある」などと吼えている!(笑)

なにはともあれ、パターン・ランゲージやクリストファー・アレグザンダーに興味がある人にも、ネットワーク科学の新しい方向性に興味がある人にも、人文と科学の間を考えたい人にも、ぜひ読んでほしい。

そして、パターン・ランゲージにおける「パターン」と、サイエンスにおける「パターン」の指し示すもの/意味のミッシング・リンクは何かを考えてほしい。この対談は、まさにその出発点になるのだと思う。


もちろん、この本、僕らが出た座談会以外のところも読みどころ満載。どれだけすごいかは目次(http://contectures.jp/shisouchizu-beta/)を見て確認していただきたい。


編集長であり発行人である東浩紀は、巻頭言でこう語る。

「ぼくは本誌を、いままで思想や批評に、そして言論一般に関心を抱かなかった人々にこそ、手にとってほしいと願っている。」

ぜひ多くの人に読んでほしい、と僕も願う。


『思想地図β vol.1』image[](合同会社コンテクチュアズ, 2010年12月出版)

[7] <<
-
-


<< 井庭研説明会(2011年度春学期 新規履修者対象)のポスター
研究者としての自分のライフワーク >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.20R]