懐かしの竹中研時代、懐かしの研究会論文

2010.12.24 Friday 00:35
井庭 崇


今日、竹中研ミニカンファレンスで現役生にコメントをしているときに、ひとつ衝撃の事実に気づいた。


それは、僕が竹中研に入ったのは、なんと、15年も前だということ!

15年前? うそーーー。信じられない。

(そんなに年をとった覚えはない。。。ないよ、ぜんぜん。汗)


当時は、3年生になって初めて研究会に入るというカリキュラムだったので、ちょうど学部3年生の春のこと。

経済学をほとんど何も知らない僕が、環境問題のマクロ政策を考えたくて竹中研に入った。


本当に右も左もわからない。

だから、いつも「中谷マクロ」(中谷巌 著『入門マクロ経済学』)を片手にキャンパスを歩いていたのを覚えている。

経済理論もわからないし、計量分析のこともさっぱりわからない。

頭の回転が早い竹中先生の話にも、全くついていけない。

ゼミで同期の友達がする話も議論もよくわからない。
(これは僕だけのせいではなかったのかもしれないが。笑)


わからないから、必死で勉強するしかなかった。

毎日、メディアセンターが閉まる時間(夜11時)まで、机にかじりついていたのを覚えている。

そして、同じように竹中研の同期もみな、閉館まで残って勉強していた。


そんなこんなで、研究会に入って3ヶ月でミニカンファレンスの日がやってきた。

学校に何日も“残留”(キャンパスに泊まり込んで作業すること)したし、計量分析も論文執筆も当日の朝まで続いた。

完璧とはほど遠いが、なんとかカタチにはなった。



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