懐かしの竹中研時代、懐かしの研究会論文

2010.12.24 Friday 00:35
井庭 崇


経済学の勉強も論文を書くのも初めてという状況で書き上げた論文。タイトルは、

「エネルギー価格が経済に与える影響:L, K, E を投入要素とする Two-Level CES 生産関数の推定」

同じくその春学期に研究会に入った同期の子との共著論文。


実にかたいタイトルの論文だが、内容もかなりハード。

数式展開がやたら続いている。

先行研究の論文から計量の式をもってきたものの、結果の式だけでは意味がわからなかったので、ゴリゴリと自分で数式展開して意味を理解する必要があった。

とはいっても、僕は高校数学までしかやってないから、微分の勉強などもしながら進めていく必要があった(夜までメディアセンターに籠ってウンウン唸っていたのは、この式の展開だったと思う)。


あまりに懐かしくなったので、昔のハードディスクを探してみたら、論文ファイルを発見!

「エネルギー価格が経済に与える影響:L, K, E を投入要素とする Two-Level CES 生産関数の推定」(PDF)

うーむ、懐かしい。。。

懐かしすぎる。

(1995年って書いてあるから、確かに15年前だね。。。ひょえ〜。)



この論文、うれしいことになかなか好評価だった。

竹中研ミニカンファレンスでは、先生がいくつかの研究を選んでAWARDを出すのだが、なんと、僕らの研究もAWARDをいただいたのだ。


それで調子に乗った(のか?)僕らは、この論文をベースに加筆・修正して懸賞論文にも出してみた。

そうしたら、これまた驚いたことに、河上記念財団懸賞論文(経済:学生の部)の賞をいただいた。

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