2011年度春学期の対談・鼎談を振り返る

2011.07.20 Wednesday 00:42
井庭 崇


2011年度春学期も、多くの対談・鼎談を行いました。

対談・鼎談をしてくださったゲストの方々、また会場に来てくれた方々、準備スタッフのみなさん、どうもありがとうございました!

ここで、今学期の対談・鼎談について、少しまとめを書いておきたいと思います。

まず最初に、なぜ対談や鼎談という形式で行うのかという理由について触れておきたいと思います。ゲストの方に講演をしていただくというのではなく、僕との対談・鼎談という企画にしているのには、僕なりのこだわりがあるからです。

それは第一に、オーディエンスに、「その場でしか見られないようなやり取りを見ていただきたい」ということです。ゲストで来ていただく方々は、いろいろなところで講演をしていることが多いと思います。なので、同じような機会を僕がわざわざ提供する必要はないと思っています。そこで、僕が提供する意味を考え、僕が対談・鼎談として絡むことで、ここでしか見ることができないようなものを提供したいと思っています。

そして第二に、ゲストの方にも、僕が考えていることややっていることを紹介することで、「双方向のコミュニケーションの場にしたい」ということです。たいてい、ゲストスピーカーの方に講演をお願いする場合には、ゲストの方は会場の反応や質問くらいしか持ち帰るものがありません。そうではなく、僕の話もすることによって、ゲストの方を刺激し、さらなるコミュニケーションを誘発したいと思っています。その結果、ゲストの方には、そこで得た新しい認識や考えを持ち帰っていただくことができるかもしれません。


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