井庭研B2(社会システム理論)2011年度 夏休みの宿題

2011.08.07 Sunday 22:14
井庭 崇


井庭研B2(社会システム理論)の2011年度 夏休みの宿題は、以下のとおり。


社会システム理論を提唱した社会学者ニクラス・ルーマンの本『エコロジーのコミュニケーション』を読み、現代社会の特徴と問題点について理解し、自分のことばでレポートをまとめてください(日本語、もしくは英語)。

● まず、『エコロジーのコミュニケーション:現代社会はエコロジーの危機に対応できるか?』image[](ニクラス・ルーマン, 新泉社, 2007)を購入してください(借りるのではなく購入)。

※借りるのではなく購入することを強く推奨するのは、重要な文献を少しずつ集め、自分の本棚でその世界が徐々に広がっていくことが重要だと思うからです。そのことで、ある領域への意識を強化する環境をつくることができ、また、自らの学びを振り返りやすくすることができます。また、次に書くように、線を引きながら読むためにも、購入する必要があります。


● この本を読み、現代社会の特徴と問題点について理解してください。おすすめなのは、重要だと思うコトバやフレーズ、センテンスに、鉛筆で線を引くことです。これにより、再度読むときに、どこを重要だと思ったのかがよくわかるからです(レポートも書きやすくなります)。

ルーマンの本は、難しい部分が多いですが、わからないところは飛ばしながら、とにかく前に進んで読むことが大切です。すべてを理解しようとは思わず、ざっと読む感じで読み進めてください。難しい部分などについては、秋学期のゼミのときに少しずつ解消していきましょう。(何がわからないのかもよくわからない、という状況に陥るかもしれません。でも、ルーマンを読むということはそういうことなので、自分の問題だと責めないように。)

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