プレパタ作成物語 第2話(5月22日:KJ法 練習)

2011.11.30 Wednesday 23:29
井庭 崇



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何時間もずっと立ちながら作業していたので、少し座って考えてみたり。

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こんな感じで、みんなで収束思考をする。

このKJ法、実は、きちんと正しくボトムアップに考えるというのが、なかなか難しい。

でも、そこをきちんとやらなければ、KJ法をやる意味はない。

今回のKJ法の結果はパターン・ランゲージの作成とは直接ないが、今後必要となるKJ法の正しいやり方と感覚をつかむためには不可欠な練習なのだ。

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しかも、きちんと正しくボトムアップにまとめていくと、相当時間がかかる。

最初は、「どうすんの……こんなのまとまるわけないよ……」という絶望的な気持ちになるものだが、経験を積めば「辛抱強く続けていけば必ずまとまる」という確信を持てるようになる。

今回の練習は、その「小さな成功体験」を得るためでもある。

結果は、無事、まとめることができた。めでたしめでたし。

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この瞬間だけが、ほんと楽しい。(残り、99.9%はつらいのです。)

結局、KJ法にかかった時間は、4時間半。


この日の成果は、せっかくなので、研究室の壁にしばらく貼っておいた。

わずか2週間前に出会ったばかりのメンバーで生み出した最初の成果。

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