井庭研B2シラバス(2012春) 創造社会の理論・方法・実践

2011.12.16 Friday 10:45
井庭 崇


創造社会の理論・方法・実践プロジェクト - Exploring Theories, Methods, and Practices for the Creative Society

【重要な日程】
2011年12月19日:井庭研説明会(6限 @ ε11教室)
2012年 1月21日:エントリー〆切
2012年 2月2・3日:面接(予定)


【目的・内容】
自分たちで自分たちの未来をデザインする ── 社会が複雑化し多様化するなかで、いかにしてそれを実現するのか。これは現代のコミュニティや個人が抱えている根本的な課題です。創造的な社会においては、自らヴィジョンを生み出し、それを具現化する道具・仕組みをデザインし、実践することが求められます。

本プロジェクトでは、「あらゆる人々が、自分たちで自分たちの新しい認識・新しいモノ・新しい仕組み、そして未来を創造する社会」を「創造社会」(Creative Society)と呼び、現在生まれつつあるその萌芽を捉え、これからの展開を想像、実践、促進させていきます。

本プロジェクトでは、基本的に各人の問題意識に基づいた個人(またはグループ)研究を柱に進めます。研究の具体例としては、Wikipediaなどのオープン・コラボレーションの分析や、ソーシャル・メディアの研究、創造的なワークショップの実践、まちづくりの新しい方法の開発、創造プロセスの分析、発想支援の道具づくり、新しいコミュニケーション・メディアや創造メディアの構築などがあるでしょう(もちろん、これ以外のテーマも歓迎です)。

研究の際には、既存の学問的方法論にとらわれることなく、さまざまな学問分野に固定化されている「知」と「方法」を一度解放し、新しい時代の新しい方法として再構成して取り組みます。生成的な変化を捉えるための可視化や、全体性を捉えるための地図の作成など、新しい方法論や道具づくりも行います。そのような活動の補助となる文献を、みんなで読み議論する時間も設けます。

[9] >>
-
-


<< プレパタ作成物語 第7話(7月4日:「パターンの種」づくり 2日目)
プレパタ作成物語(連載まとめ) >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.20R]