授業「パターンランゲージ」のグループワークで制作したパターンを冊子化

2012.01.18 Wednesday 01:24
井庭 崇


今年度秋学期に慶應義塾大学SFCで開講していた授業「パターンランゲージ」のグループワークの成果集が出来上がった。

この授業では、パターン・ランゲージの考え方とつくり方を教える一方、自分たちの興味があるパターン・ランゲージをつくるというグループワークに取り組んできた。

そのテーマは、ソーシャル・イノベーション、まちおこし、外国語習得、異文化理解、子どもの学び、文章を書く、ヴィジュアライゼーション、情報デザイン。

各チーム6パターンつくったので、11チームで計66個のパターンをつくった。

それらの成果をまとめた冊子(パターン・カタログ)を作成し、授業最終回で配布した。

冊子は、井庭研で作成した「ラーニング・パターン」「プレゼンテーション・パターン」と同じスタイルになるように、Adobe InDesignで同じように編集・作成した。

image[SFCPL2011.jpg]


なぜ、授業なのにここまでやったのかというと、履修者のみんなに、パターン・ランゲージがカタチになったときのうれしさを味わってほしかったからだ。僕らも、自分たちがつくったパターン・ランゲージが冊子になって初めて、その実感をもつようになる。なので、単にファイルで提出というので終らせずに、冊子にして返してあげたかったのだ。

授業最終回では、この自分たちでつくったパターン・ランゲージをつかって、対話のワークショップも行った。これで、すべて、パターン・ランゲージのマイニングからライティング、ブラッシュアップ、カタログ化、ワークショップまでを経験したことになる。

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