2012年度春学期「シミュレーションデザイン」シラバス

2012.03.16 Friday 12:03
井庭 崇


2012年度春学期の「シミュレーションデザイン」(井庭 崇, 古川園智樹)のシラバスを書きました。開講曜日時限は、火曜 3・4限です。がっつり文献を読んで議論するので、やる気のある人はぜひどうぞ。


科目:シミュレーションデザイン
担当:井庭 崇, 古川園智樹
開講:火曜 3・4限


【主題と目標/授業の手法など】

複雑で動的に変化するシステム --- 例えば生命や社会など --- を理解するためには、それに見合う道具立てが必要になります。そのような「思考の道具」として、本科目では「シミュレーション」の考え方に着目します。ここでいう「シミュレーション」とは、最も広義の意味で捉え、「物事の関係性が設定された状態から、それらの時間発展を内生的な変化として展開し、その振る舞いを観察して対象への理解を深める」ことを指します。この授業では、そのように広義に定義されたシミュレーションについて、思想・手法・実践の面から理解することを目指します。


【教材・参考文献】

本授業では、毎回、指定文献を読んできてもらい、授業中に内容の確認や議論をします。その文献のうちの一部は、各自購入してもらうことになります。輪読の際に線を引きながら読むので、図書館で借りるのではなく購入するようにしてください。これらの本はどれも、今後みなさんの本棚を飾り、時に手に取るとよいと思われる本ばかりです。

●『複雑系入門:知のフロンティアへの冒険』(井庭崇, 福原義久, NTT出版, 1998)¥1,890
●『創造性とは何か』(川喜田二郎, 詳伝社, 2010)¥798
●『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです:村上春樹インタビュー集 1997-2009』(村上春樹, 文藝春秋, 2010)¥1,890

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