2012年度春学期「社会システム理論」シラバス

2012.03.16 Friday 12:03
井庭 崇



【文献読解】
●『Social Systems』(N. Luhmann, Stanford University Press, 1996) [ ルーマン『社会システム理論〈上〉』(ニクラス・ルーマン, 恒星社厚生閣, 1995)] 一部
●『社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法【リアリティ・プラス】』(井庭崇 編著, 宮台真司, 熊坂賢次, 公文俊平, 慶應義塾大学出版会, 2011) 序章


■■■ 第3回(4/23) コミュニケーションのメディアとコード

特定の種類のコミュニケーションが連鎖していくには、いろいろな不確実性が伴うため、本来は成立が困難なものです。それにもかかわらず、近代社会においては、安定的に生成・連鎖が生じている種類のコミュニケーションがあります。そこで、そのようなコミュニケーションの生成・連鎖がいかにして可能なのかという秘密に迫ります。

【文献読解】
●『Social Systems』(N. Luhmann, Stanford University Press, 1996) [ ルーマン『社会システム理論〈上〉』(ニクラス・ルーマン, 恒星社厚生閣, 1995)] 一部
●『社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法【リアリティ・プラス】』(井庭崇 編著, 宮台真司, 熊坂賢次, 公文俊平, 慶應義塾大学出版会, 2011) 序章


■■■ 第4回(5/1) 近代社会とはいかなる時代か

社会システム理論では、近代社会は、経済、法、学問、宗教など、機能的な分化が起こったと捉えます。つまり近代社会では、経済システム、法システム、学問システム、宗教システムなどがそれぞれ自律的に動いているということです。それぞれの機能システムは、どのようなコードで動いているのか、そして、近代社会とはいかなる時代なのかについて考えます。

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