井庭研究会シラバス(2013年度春学期)※1/8 更新

2013.01.08 Tuesday 10:50
井庭 崇



■ 創造的な社会のあり方 ??? Foundation for Creative Society
(4) Policy Language Project(政策デザインのためのパターン・ランゲージの作成 & 新しい政策形成の仕組みづくり)
(5) Creative Management Project(企業・組織の創造性を高めるための仕組みづくり)
(6) Creative Education Project(つくることによる学びを支援するパターン・ランゲージの作成 & 新しい教育の仕組みづくり)

■ 漸進的成長の仕組み ??? Tools for Piecemeal Growth
(7) Generative Beauty Project(いきいきとした美の発見を支援するシステムとワークショップの開発)
(8) Diagnosis Systems Project(漸進的成長を支援するパターン診断システムの構築)
(9) Pattern Filming Project(パターン・ランゲージに関する映像制作)

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各コア・プロジェクトの概要は、以下のとおりです。

■ 創造的な生き方 ??? Ways of Creative Living

(1) Survival Language Project(大地震で生きのびるためのパターン・ランゲージの作成)
関東や東海での大地震が予想されているように、地震大国・日本ではこれからも大きな地震が起きることは間違いない。大地震はいつ起きるのかは事前には予測できず、突発的に起きる。しかも、起きたときにはその場で各自が意思決定をしなければ命の危険もある。そうであるにもかかわらず、日常生活のなかでは大地震への意識は徐々に薄れていき、備えも疎かになりがちである。そこで、本プロジェクトでは、大地震の際に生きのびることを支援するメディアとして、「大地震が起きる前の備え」、「起きたときにどうすべきか」、「発生後に何をすべきか」の知恵・教訓をパターン・ランゲージとして記述・制作する。そして、それがコミュニティ/社会に根付く「生きたランゲージ」となる仕組みづくりにも取り組みたい。過去の大地震から得られた教訓や知恵をイメージするためには、『地震イツモノート』(渥美 公秀 監修, 地震イツモプロジェクト 編)や『人が死なない防災』(片田 敏孝)などを読んでみてほしい。[2013年度からの新プロジェクト]

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