書籍版『プレゼンテーション・パターン』が、いよいよ出版されます!

2013.01.26 Saturday 23:53
井庭 崇


井庭研のプレゼンテーション・パターンが、いよいよ書籍として出版されます!


『プレゼンテーション・パターン :創造を誘発する表現のヒント』
(井庭 崇 + 井庭研究室, 慶應義塾大学出版会, 2013年2月)


四六判/並製/170頁
ISBN:978-4-7664-1989-4
(4-7664-1989-8)
定価 1,470円

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2013年2月3日頃から書店に出るということです。ぜひ、お手に取ってご覧いただければと思います。

この本の帯に書いた紹介文は、こんな感じです。

プレゼンテーションを、「伝達」だと思うことは、もうやめよう。

本書が提唱する「創造的プレゼンテーション」とは、プレゼンを聴く人たちの思考を促進させ、想像力を豊かにし、新しい発見を誘発するきっかけをつくることです。

このような捉え方をするとき、参考になるのは芸術家の表現行為です。たとえば、小説家や詩人は、読み手にイメージがひろがるような言葉を選びます。その言葉に触れた読み手は、頭のなかでそのイメージを自分なりに構築して、その世界を体験します。このことから、読み手もある種の創造活動を行っていると言われます。つまり、小説家や詩人は、読み手が自分なりのイメージを「 つくる」 ことを誘発していることになります。

本書では、プレゼンテーションをこのような観点から捉え直します。プレゼンで見せるものや語ることは、「伝える」ためにあるのではなく、聴き手がその人なりの発見や発想を「つくる」ためにある。そう考えることによって、プレゼンは、誰にとってもワクワクするもの、創造的なものになりうるのです。

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