Lab Patterns「下の代を育てる機会」

2013.12.10 Tuesday 00:33
井庭 崇


 そうすることで、一見するとコストが高く面倒なように思えても、プロジェクトの長期的な発展のために健全な状態をつくることができる。新しい代への育成・伝達のコストは、現在の一番下のメンバーの「教えることによる学び」による成長で回収すると考えるのがよいだろう。
 こうして新規メンバーを募集することで、プロジェクトのヴィジョンや意義を見直したり、確認し合うきっかけも生まれる。また、メンバー間で自然と生まれてしまいがちな「なあなあ」とした部分を直すことになり、継続メンバーにとっても気合いを入れ直すきっかけになる。

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