SFC授業シラバス「創造社会論」(2014年度春学期前半)

2014.03.12 Wednesday 23:12
井庭 崇


2014年度からスタートする新カリキュラムで、新しく「創造社会論」(2014年度春学期前半, 水曜1・2限:井庭 崇)という新設科目を担当します。この授業では、各界で創造的な活動をされている方々をゲストとしてお呼びし、対話しながら創造・実践の秘訣をパターン・ランゲージにまとめていきます。

この科目は「4学期制科目」です。週2コマ行い、春学期の前半(4・5月)の7週間で一気に集中的に学ぶことになります。

なお、2014年度から履修者選抜が初回授業よりも前に行われるので、注意してください。


■主題と目標/授業の手法など
これからの社会は、どのような社会になるのだろうか?本講義では、これからの社会を、人々が自分たちで自分たちのモノや仕組みを創造する「創造社会」(Creative Society)であるという想定から出発する。創造社会では、誰もが様々な分野・領域で「つくる」ことをごく当たり前に行うようになる。そして何よりも、「つくる」ということが、生活・人生の豊かさや幸せを象徴するようになると思われる。

かつてインターネットの登場によって始まった「情報社会」では、生活が変わり、組織が変わり、社会が変わった。同様に、「創造社会」の到来でも、生活・組織・社会のあり方が大きく変わることになるだろう。そこで、その変化とはどのようなものなのか、そして、それらの変化は何をもたらすのかを考えることは、これからの未来に向かうための重要な準備となる。

本講義では、創造社会へとつながる創造・実践に取り組んでいる方々をゲストにお招きし、対話を深めることで、創造社会の未来像を描いていく。今年度取り上げる「デザイン」「空間」「商い」「教育」「地域」「文化」「生き方」のそれぞれのテーマについて、創造・実践の秘訣をパターンの形式でまとめ、自分たちの実践につなげるための準備を行う。

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