慶應義塾大学SFC「創造社会論」2020シラバス
2020.07.28 Tuesday 10:18
井庭 崇
この回には、井庭研の大学院生の金子智紀さんと岩田華林さんも、共鳴メンバーとして参加してもらいます。金子智紀さんとは、『旅のことば:認知症とともによりよく生きるためのヒント』や最近の「ともに生きることば:最期までその人らしく生きる支援のためのヒント」を交え、岩田華林さんとは「幸せに生きることば(仮)」(幸せに生きるためのパターン・ランゲージ)を交えて、語っていきたいと思います。
若野達也さんから学生のみんなへ:「思わぬ出来事がおき、孤立環境での生活や強い孤独感を感じ、生きることに悩みをもつ人たちがいる。その人たちの中で、誰かに助けて欲しいのではなく、自分の力で悩みを解決できる術を望む人たちがいる。しかし、その人たちの環境で、その術を1人で得ることは難しい。そのため多くの人は、さらに深い悩みを抱えてしまう。深い悩みになる前に、きずなやでは、悩みをもつ人たちと一緒に、この社会にない、その人たちの望む新しい居場所や仕組みを、本人が主体的につくるための応援をしています。」
小島希世子さんから学生のみんなへ:「人生長くて100年。この与えられた時間を、どこで、どのように、誰のために使うか。これから皆さんは自分の意志でこの与えられた時間をどう使うか決めていかれるかと思いますが、私は、自分も含め、1人でも多くの人が餓死しない未来を目指して、作物をつくったり、作物の作り方を教えたり、作る人(生産者)を増やすような取り組みをして生きています。皆さんの倍近く生きていますが、まだまだ道半ばです。こんなOG(2002年環境情報卒)もいるんだなーと何かしらの参考にしてもらえると嬉しいです。」
[7] << [9] >>
-
-
<< Seminar Syllabus: Iba Lab B, 2020 Fall
慶應義塾大学SFC「ワークショップデザイン」2020シラバス >>
[0] [top]