自ら「つくる」ことで経済から離れる「卒 資本主義」への創造社会ヴィジョン

2020.12.04 Friday 14:08
井庭 崇




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そのような「つくる」ことや「つくる」ことに関するコミュニケーションが展開される社会では、「共創システム」(Co-Creation System)と呼び得るコミュニケーションの連鎖が安定的に生じることになるだろう。そうして、いま以上に、「つくる」ことが継続的に発生しやすい状況になるだろう。そのようなことを促すメディアがパターン・ランゲージである(その点については、以前、次の論文で論じたので、ご覧いただければと思う)。

  • Takashi Iba, “Sociological Perspective of the Creative Society” in Matth us P. Zylka, Hauke Fuehres, Andrea Fronzetti Colladon, Peter A. Gloor (eds.), Designing Networks for Innovation and Improvisation (Springer Proceedings in Complexity), Springer International Publishing, 2016, pp.29-428


  • 来年度の井庭研では、このヴィジョンの解像度を上げ、さらに「卒 資本主義」を実現するための戦略も構築するプロジェクトを立ち上げる。みなさんとも、建設的な語り合いができればと思うし、応援をお願いします!

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