2021年春学期 井庭研「ナチュラルにクリエイティブに生きる未来に向けて」シラバス
2021.01.27 Wednesday 17:07
井庭 崇
(4) 生態系保全活動のパターン・ランゲージの作成
人間の暮らしは自然との関係のなかで成り立っています。食品や衣類はもちろん、エネルギーや日々の生活で用いるあらゆる物は自然資源を活用しています。しかし、近代化の過程で、暮らしや産業の変化とともに人間と自然との関係も変化し、過開発による生態系の破壊(オーバーユース)、あるいは管理放棄による荒廃(アンダーユース)といった問題が発生しています。こうした状況に対し、各地域レベルでどのように自然との関係を再構築していくことができるでしょうか? そして、そのための活動をどのように展開していけばよいのでしょうか? 本プロジェクトでは、生態系保全・活用の活動がうまくいっている事例を研究し、そこから実践上の大切なことを抽出・言語化・体系化して「生態系保全活動のパターン・ランゲージ」を作成します。これまではフィールドワークとインタビューによって調査を進めてきましたが、来学期は、主に文献調査を中心として事例・知見を研究していきます。
(5) パターン・ランゲージによる新しい開発援助
[7] << [9] >>
-
-
<< 2021年春学期 井庭研 各プロジェクトにまつわる文献リスト
中動態で表されるべき「創造」(深い創造) >>
[0] [top]