井庭研2023春の特別研究プロジェクト「パターン・ランゲージの思想と方法:総まとめ研究」

2022.12.26 Monday 18:14
井庭 崇


「パターン・ランゲージの思想と方法:総まとめ研究」
担当:井庭 崇(総合政策学部教授)
タイプ:特別研究プロジェクトB(2単位:2023年春学期に履修申告)
実施形態: オンライン


【実施日程一覧】
2023年の2〜3月に行います。以下の日程は(オンラインで)集まる日で、これらの集まりの前に、各自、指定原稿を読んでくる時間をしっかり取る必要があります。

2月 7日(火) 13:00-15:00
2月21日(火) 13:00〜18:00
2月24日(金) 13:00〜18:00
3月 3日(金) 13:00〜18:00
3月10日(金) 13:00〜18:00
3月17日(金) 13:00〜18:00
3月31日(金) 13:00〜15:15


【概要】
パターンランゲージは、創造実践の経験則・型を「パターン」という小さな単位にまとめ、体系化・言語化したものです。かつて、建築家のクリストファー・アレグザンダーは、いきいきとした町や建物に繰り返し現れる関係性をパターンとして定義し、253個のパターンを抽出・記述しました。その後この考え方は、ソフトウェア開発の分野に応用され、現在でも広く活用されています。SFCでは、創造的な学びのための「ラーニング・パターン」や、創造的プレゼンテーションのための「プレゼンテーション・パターン」、創造的コラボレーションのための「コラボレーション・パターン」をはじめとして、教育、福祉、仕事、暮らし・人生などさまざまな領域でパターンランゲージが制作されてきました。

本特別研究プロジェクトでは、これまで15年ほどの間、井庭研究室で開発・洗練させてきたパターン・ランゲージの思想と方法をふりかえり、その内容を深く理解し、話し合い、今後の実践につなげることを目指します。パターン・ランゲージの考え方や作成方法、活用方法など、それぞれのトピックについて説明した重厚な資料を担当教員が用意するので、それを事前に読み込み、自らの経験と照らし合わせて点検したり、自分が実践するときのイメージをつかみます。参加メンバーで集まったときには、自らの経験や考えたことについて語り合ったり、疑問点やもっと知りたいことについて質問したり、思想や方法としてさらに明確にすべき点がないかについて議論したりします。

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