井庭研B1シラバス(2023春)「Natural & Creative Living Lab:ナチュラルにクリエイティブに生きることを支援する創造実践学研究」
2023.01.06 Friday 06:55
井庭 崇
【自分たちのコミュニティを自分たちで育てる】
井庭研では、自分たちのコミュニティを自分たちで育てるということを大切にしています。担当教員の名前がついた「井庭研」ですので、担当教員(井庭)はもちろん一つの中心的な役割を担うわけですが、だからといって、他のメンバーが従属的にぶら下がるような構造では、創造的な場としては素晴らしい場になるはずはありません。一人ひとりが、自分のいるコミュニティを育てていく努力をし、命を吹き込むからこそ、そこはいきいきとした創造的な場になるのです。そのため、まずはそのコミュニティにある?機会・環境に感謝し、最大限に活かすこと、また、?先生・先輩からどんどん学び、小まめに助け返すこと、そして、?仲間とともに挑戦し、喜びを分かち合うことをし続けることが大切になります。
井庭研では、?機会・環境に感謝し、最大限に活かすことを、忘れずにいることを重視しています。今ある機会や環境は、誰も何もせずに当たり前に「ただある」ものではありません。それは、担当教員や過去の先輩たち、そして今いるメンバーの努力や貢献によって生み出され、「あるようになった」ものたちです。「当たり前」だと思ってしまうと、有り難さ(そこにあることの難しさ・希少さ)は感じられず、自分には関係ないもの・適度に流してよいものになってしまうでしょう。そうではなく、そのような機会や環境をもたらしてくれた人たちに感謝することを忘れず、それを最大限活かして自分たちの力に変えることが大切です。
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