井庭研B2シラバス(2023春)「Natural & Creative Living Lab:研究プロジェクト実践」
2023.01.06 Friday 06:55
井庭 崇
- (4) 物事の本質をつかむ「本質観取」実践のパターン・ランゲージ作成
(5) 現地のロールモデルから学ぶ「フィリピンの若者が自立的に暮らしていく」ためのパターン・ランゲージ作成とそれを用いたワークショップの実践研究
(6) パターン・ランゲージを活用した「気仙沼市におけるまちのイメージ更新」の実践研究
(7) 組織のよさ・らしさの語り合いワークショップの開発と実践
なお、昨年度からの継続プロジェクトで、新規メンバーを募集しないプロジェクトには、以下のものもあります(すでに内容的に大きく進んでいて、いまからのキャッチアップが難しいであろうと判断し、現在のメンバーのみで継続します)。
(8) 創造を巻き起こす「ジェネレーター」のパターン・ランゲージ作成(ライティング・シンボライジング・仕上げフェーズ)
(9)「楽天主義実践パターン」の社内導入と効果検証
■ そもそも「研究」とは
「研究」とは、「知のフロンティア」を開拓する営みのことです。人類全体で見たとき、これまでの歴史のなかで、誰かが調べたり試したりした結果、「既知の領域」が広く広がっています。しかし、それでもまだ人類にとって、その周辺に「未知の領域」が広がっています。
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この状況で、学術的な「研究」は、その「知のフロンティア」を少しでも掘り進み、押し広げていく知識創造活動を行います。それは、多くの場合、苦労の多い作業となります。道なき道を、自ら道をつくりながら進んでいくことになるからです。しかし、そうすることで、ようやく人類で初めてその領域を開拓し、他の人たちに広く共有することができるようになります。このように、研究はとても創造的な活動です。まだ誰も知らない・実践したことのない、意義と付加価値のある成果を生み出すという創造実践なのです。
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