本年も昨年に引き続き、日本能率協会によるビジネス・エスノグラフィ実践コースを開催します。(2009年10月8日~11月9日の期間中に5日間)
こうしたアプローチを体系的に学び、経験できるコースは他にあまり見られないものと思います。規模の大きな企業のみならず、新しいイノベーションを興したい規模の小さな企業にも向く方法論かもしれません。
奮ってご参加ください。
『The Design of Future Things』(邦題予定:未来のモノのデザイン)の翻訳が10月31日出版予定です。
今回の本はアカデミックなテイストではなく読みやすい一方で、知識の豊富さに裏づけられた示唆に富むものと思います。
ぜひご一読ください。
社団法人日本能率協会主催で2008年9月3日~11月7日の期間にて全5日間のビジネスエスノグラフィに関する講座が開かれる。
ビジネスエスノグラフィ実践コース
ビジネスドメインをターゲットにした簡易エスノグラフィを体感できるコースとしては、知る限りでは日本で初めてだと思うので貴重な講座だと思う。若干高額なため個人での参加は難しいと思うが、新たな視点・新たな切り口を求めたい方にはお勧めしたい。たぶん、「お得」だと思う。
私も本講座開催に際してプログラム中で駄文を寄せさせて貰っている。
イノベーションは「課題」からスタートすると思います。これからのイノベーションには、これまでのようにテクノロジー自身の持つ課題に加えて、エスノグラフィなど実フィールドから発見する課題という、2つの課題の統合が求められていると思います。しかし現状、それを実施する確立されたメソッドがあるとは言えません。エスノグラフィという手法をきっかけに、皆さんと何かしらのヒントが見つけられる場になればと考えています。
従来の仮説検証型のアプローチとは一線を画し、フィールドに「仮説」を求める。ユーザに最も近い「現場(フィールド)」から問題提起を起こすのであるから、ユーザへのインパクトも極大化できる可能性がある。クリステンセンの言う持続的イノベーション、あるいはジーマンの言うコアエッセンスにのっとった企業成長にとっては少なくとも意義のある正当なアプローチと言える。
しかし、フィールドからの課題をストーリー立てるのはイノベーションを物事を起こすスタートに過ぎない。Do the right thingだけでは新しい事は興せない。Something very specialなものを提供するには、テクノロジーなりサービスなりの破壊的なアイデアが必要だと思うし、フィールドからの仮説と内部から出た破壊的なエネルギーとを統合できなければ新しい事が世に出ることはないと思う。
話しはそれたが、とにかく本講座は日本で体験できる実践的な講座としては斬新なものであるし、イノベーションを求める方々にとって新たなスタートラインを提供してくれることは間違いないと思う。
(学会ページは締め切りになっていますが、講習会など来週頭くらいまでは申し込み可能なようです。特に講習会1などはお得です!)
テーマ: 「みんなのインタフェース、みんなでデザイン」
大会長: 長嶋 祐二(工学院大学)
日時:2007年9月3日(月)~9月6日(木)
会場:工学院大学(東京都新宿区)
主催:特定非営利活動法人ヒューマンインタフェース学会
併崔:特定領域研究「情報福祉の基礎」
○講習会 9月3日(月)10:00~17:00
http://www.his.gr.jp/his2007/kousyuu.html
1.教育用レゴ マインドストームNXT で学ぶものづくり
オーガナイザ:福本雅朗(NTTドコモ 総合研究所)
講師:株式会社アフレル
2.体験してみよう! 近赤外光トポグラフィによる脳機能計測の実際と応用
オーガナイザ: 井野秀一(東京大学) 岩田洋夫(筑波大)
講師:牧 敦(日立製作所)
戸田明彦・藤原倫行(日立メディコ)
片寄晴弘(関西学院大学)
3.心理学実験と分散分析:はじめの一歩
オーガナイザ:竹内勇剛(静岡大学)
講師:青山征彦(駿河台大学)
4.多様な人々が利用できるWebサイトとは
~Webアクセシビリティの現状と実践方法~
オーガナイザ: 今井朝子(ユーディット) 竹内勇剛(静岡大学)
講師:濱田英雄(ユーディット)
5. 成熟度の水準に対応した人間中心設計の進め方
オーガナイザ:黒須正明(メディア教育開発センター)
講師:黒須正明 (メディア教育開発センター)
堀部保弘(三菱総合研究所)
鱗原晴彦(U'eyesDesign)
小川 俊二(カイデザイン)
○ワークショップ 9月4日(火)・9月5日(水)
http://www.his.gr.jp/his2007/#workshop
WS1 「HI研究を論文にまとめる~著者・査読者・学会の立場から」
WS2 「健常者で疑似体験?」
WS3 「ケア提供者とメイカーの合意に基づく次世代の看護用具・用品の開発」
WS4 「 みんなのスマートハウスみんなでデザイン」
WS5 「女性研究者をまるはだか~研究・恋愛・結婚・家庭」
○特別講演 9月5日(水)夕刻
http://www.his.gr.jp/his2007/#tokubetsu
「NTTドコモのユニバーサルデザイン」
株式会社NTTドコモ P&S事業本部プロダクト部
第三商品企画担当部長
中村 吉伸
「Realizing Potential by HI」
マイクロソフト株式会社 CTO 加治佐 俊一
■■■シンポジウム講演参加費■■■
学会員・協賛学会員 13,000円/一般 19,000円
※上記金額には、当日の参加費、DVD-ROM論文集が含まれます。
■■■情報保障のご要望■■■
手話通訳や要約筆記、点訳資料等の情報保障のご要望は8月3日(金)
までに下記問い合わせまでご連絡ください。
■■■シンポジウム問合先■■■
ヒューマンインタフェース学会事務局
E-mail:symp@his.gr.jp
明日、2005年9月15日よりHuman Interface 2005です。
場所:慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
日時:2005年9月15日(木)~17日(土)