数理と社会　2回目

数理と社会　3回目

【平均と分散】

1)　「大きなデータは大体釣鐘型になる。」

実際にはこのようなきれいな形にはならない。

　中央の値は平均値、広がり具合は分散といわれる。

　このように平均値のところで盛り上がっているときには、データの代表として、平均値を用いる意味がある。しかし、ぺったんこの場合、つかってよいとは思えない。

　フタコブの図形の形にデータがなっているとき、考えるべき事柄が生じる。

2) 広辞苑では「平均」とは「多くの量または数の中間的な値。また、それを求める演算。中間の意味のとりかたによって相加平均（算術平均）、相乗平均（幾何平均）その他がある。」

平均株価　「一定数の銘柄の株価を集計し平均した株価。単純平均株価、修正平均株価、加重平均株価の3種類。株式市場全体の動向や個別銘柄の割高、割安を見るうえで重要。」

平均賃金　「労働基準法に定める解雇予告通知、災害補償などを支給すべき場合、その支給額の基準となる賃金。事由発生日前3ヶ月間にその労働者に支払われた賃金総額をその期間の総日数で除したもの。」「賃金水準算定などの目的で、産業、年齢、男女別などに計算、平均された賃金。」

平均的サラリーマンの年収は741万円（H14総務省）とのこと。

3) 平均変化率

4) 貧富の差

　不平等度（ジニ係数）

5) 人口重心

6) 分散

　バラつき。平均値からデータがどれほど広がっているか。http://homepage1.nifty.com/QCC/sqc2/sqc-2.html