数理と社会4回目
【昔の単位】
1)
太閤検地 http://www.tabiken.com/history/doc/L/L061C100.HTM
【実施内容】…[2]面積についてみると,従来の面積の単位は1間四方を1歩,120歩を小,180歩を半,240歩を大,360歩を1段としたが,それらは1間の長さが種々であるため統一の単位とはいえず,ほかに代(しろ)・刈(かり)・蒔(まき)などの単位も用いられた。太閤検地では,このように不統一な従来の長さ・面積の単位を統一して,曲尺の6尺3寸を1間と定め,1間四方を1歩,300歩を1段として,田畑屋敷の面積を新たに把握した。[3]分米把握の基礎である枡(ます)も,従来はさまざまな形・大きさのものが使用され不統一であったので,太閤検地では京都を中心に上方で使われていた京枡を公定枡とし,これで分米が決められた。[4]分米は従来までは上分米つまり年貢米を意味したが,太閤検地では年頁米ではなく公定生産高とされた。すなわち,太閤検地およびそれ以降の分米は斗代に面積を乗じたものであり,斗代は石盛のことで,政治的経済的条件を考慮し,坪刈して決められた段あたり公定生産高である。斗代は田畑屋敷の等級ごとに決められた。条目では,上田1石5斗,中田1石3斗,下田1石1斗,上畠屋敷1石2斗,中畠1石,下畠8斗,下々は見計らいなどとある。分米はこれらの斗代に各筆の面積を乗じて決められ,把握されたのである。…
太閤検地尺 http://www.minc.ne.jp/shimadzu/heritage/shuseikan/PKenchiJaku.htm
縄伸び http://www7.plala.or.jp/shinwakousan/yougo1.html
http://www4.ocn.ne.jp/~t-hitosi/konjak/43-chizu.html
http://www.pfudosan.com.sg/joffkey.htm
2)
和算 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E7%AE%97
富山和子「日本の米」(中公) 米生産の裏に土木技術、その基礎に和算がある。
吉田光由「塵劫記」 http://ddb.libnet.kulib.kyoto-u.ac.jp/tenjikai/2003/zuroku/pdf/2.pdf
ねずみ算 http://www2s.biglobe.ne.jp/~matuteru/suumon/mondai01.htm
現実には http://www2.plala.or.jp/dontak/lemming.htm
しかし、ねずみ講 http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/0131/npa.htm
小倉金之助「日本の数学」 無用の用
三上義夫「文化史上より見たる日本の数学」(岩波)
総論 参考文献 http://www2s.biglobe.ne.jp/~hotori/wasanb.html