数理と社会9回目

 

1.年金 http://www.nomura.co.jp/terms/   (年金の項)

1)年金とは、年間の支給額を決めて、年単位・月単位といった一定の周期で支払う給付金のことをいう。

日本の年金制度には、国が運営する公的年金(国民年金、厚生年金、共済年金)と、民間が運営する私的年金(企業年金、個人年金など)がある。

公的年金は、老齢・障害・死亡などの保険事故に対する本人もしくはその家族への生活保障を目的とした社会保険であり、私的年金は公的年金の補完を目的としている。

2)年金の種類

企業年金  国民年金  国民年金基金

確定給付年金:従業員の給与水準や勤続年数に応じて給付額があらかじめ決まっている年金制度。年金数理に基づいて給付に必要な掛金が決定される。企業が拠出金を一括して運用し、給付を保証する。厚生年金基金や適格退職年金などがこれにあたる。

確定拠出年金:アメリカで1980年代に普及した年金制度の一種。あらかじめ毎月の掛け金額を決めておき、積立金の運用成績に応じて将来の給付額が決まる年金制度。

3)年金の受取方法

終身年金(日本の公的年金は、あとの世代の支払いを原資にしているため、終身年金が原則である)、有期年金、確定年金(生死に関係なく受取れるもの)

2.年金計算

3.公的年金制度

年金制度は、全国民に共通した「国民年金(基礎年金)」を基礎に、「*被用者年金」「*企業年金」の3階建ての体系となっている。

http://www.mhlw.go.jp/topics/nenkin/zaisei/

 

4.老齢年金の計算 http://www.saveinfo.or.jp/kinyu/nenkisum/ns01top.htm 

5.レポート課題(シラバスの案内と異なることに注意、次々回提出)ABCの一つを選択すること。A42ページぐらいにまとめる(10002000字)。参考資料を必ず明記すること。提出期限は627日、提出場所は教室を原則とする。遅れた場合はο305へ。

A.           http://www.saveinfo.or.jp/kinyu/nenkisum/ns07rko1.htm

を使って、自分の年金を試算してみよう。パラメータは仮想的だが将来期待したい数値とすること。いろいろな場合を試してみること。

B.  完全生命表(厚生労働省) http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/19th/

をつかって、自身が10年以内、20年以内に死亡する確率を計算してみよう。

C. 乳幼児死亡率が平均寿命に大きな影響を持つ理由を考えよう。