第4回講義資料(グラフィック・プログラミング入門 - 2)

曲線の描画と場合分け

グラフィック

• パラメータ
• 曲線の描画

場合分け

• if文

数学関数の利用

• sin()関数, cos()関数

サンプルプログラム

  #include "sfcgl.h"
  #include <math.h>
  #define PI 3.141593                            /* 円周率π*/

  void display() {
    double x, y, x1, y1, t;
    BGColor(0,0,0);                              /* 背景色を変更する */
    for(t = 0.0; t < PI; t += 0.3) {
      x = cos(t);                                /* x座標を計算する */
      y = sin(t);                                /* y座標を計算する */
      if(t != 0.0) {
        DrawLine(x, y, 0, x1, y1, 0);            /* 線分を描画する */
      }
      x1 = x; y1 = y;                            /* 座標を保存しておく */
    } 
    SGSwapFrames();
  } 

  int main(int argc, char** argv) {
    SGInit(argc, argv);                   /* SGLを初期化する */
    SGOpenWindow(50, 50, 500, 500);       /* ウインドウを開く*/
    /*SG2DMode();*/                       /* 2次元座標系モードを設定する */
    SGSetDisplay(display);                /* 描画関数を設定する */
    SGCallBack();                         /* コールバック関数を設定する */
    return 0;
  }

課題1

/* t を 0〜2*PI まで変化させる */
/* t を 0.01 ずつ増やす        */
for(t = 0.0; t < PI*2; t += 0.01) {
  ....
}

 楕円を描画する.
  x = a * cos(t) * r;
  y = b * sin(t) * r;

課題2

(a) エピトロコイドを書いてみましょう.

ヒント：x, y座標を計算する部分を次のように変更します.

  エピトロコイドを描画する.
  x = (a+b)*cos(t) - c*cos((a/b+1.0)*t);
  y = (a+b)*sin(t) - c*sin((a/b+1.0)*t);

大域変数 double a, b, c; を用意しておき, scanf文を用いて読み込むようにします. (ex. a=1.0, b=0.2, c=0.3).
解答例

課題3

(a) ハイポトロコイドを書いてみましょう.

ヒント：x, y座標を計算する部分を次のように変更します.

  /* ハイポトロコイドを描画する */
  x = (a-b)*cos(t) + c*cos((a/b+1.0)*t);
  y = (a-b)*sin(t) - c*sin((a/b+1.0)*t);

大域変数 double a, b, c; を用意しておき， scanf文を用いて読み込むようにします. (ex. a=1.0, b=0.2, c=0.3).
解答例

課題4