概要

Scratch(Lifelong Kindergarten Group, MIT Media Lab)のTwitter拡張版です。OAuthによる認証を用いた連携アプリとして動作します。
通常のScratchの機能に加えて、Twitterに関する以下の機能が利用できます。

  • つぶやきを投稿する
  • ステージの画像をTwitpicにアップロードしつつ、そのURLを含んだつぶやきを投稿する
  • @ユーザ名からはじまる返信(mention)のうち、最新のものを1つだけ取得する

ダウンロード

お使いのOSにあったものをダウンロードしてください。

Windows用ダウンロード

Mac用ダウンロード
※鳥の絵がついたフォルダを好きな場所に移動してからお使いください

ソースコードのライセンスについてはThe Scratch Source Code Licenseを参照ください。

はじめて使う時

Twitterに関する機能をはじめて使う際には、Webブラウザが起動し、以下のような画面が表示されます。つぶやきを投稿したいTwitterのユーザ情報を入力し(既にTwitterにログインしている場合はユーザ名とパスワードの入力は必要ありません)、「許可する」を選択してください。


次に、暗証番号が表示されます。


Scratterに戻って、暗証番号を入力します。

上記の作業は、はじめて使うときに一度だけ必要です。

つぶやきを投稿するユーザに関する情報はScratterのフォルダ内のTwitter.iniに保存されます。異なるユーザでつぶやきたい場合はTwitter.iniを削除して、再度上記の認証作業を行うか、新しくScratterをダウンロードして、別のユーザの連携アプリとして登録してください。

Twitter拡張ブロック

Twitterに関するブロックは以下の3種類です。



~とつぶやく
指定したつぶやきを投稿します。同じ内容のつぶやきを連続して投稿したり、短い時間の間に何度も連続してつぶやきを投稿することはできません。
ステージの画像付きで~とつぶやく
現在のステージの画像をTwitpicに投稿し、そのURLと一緒に指定されたつぶやきを投稿します。
動作に数秒かかります。ブロックの動作中はScratterのカーソルが砂時計マークになります。
最新の返信を取得する
一番最近の@ユーザ名ではじまるmentionを取得し、それをリストに保存します。
リストの一番目にはつぶやきのID、二番目には送信者のユーザ名、三番目には返信の内容が入ります。つぶやきのIDはBotを作るときに使います。

おまけ:今の日付/時間拡張ブロック

日付と時刻を取得するためのブロックが「調べる」カテゴリに用意してあります。



ユリウス通日は現在から指定された日までの日数を求めるときに便利です。指定する日のユリウス通日(たとえば、このサイトで調べられます)から現在のユリウス通日(ブロックで取得できるのは、グレゴリオ暦における今日の12時)を引いてください。

例:Scratch Day用のbot(毎朝8時になると、Scratch Day 2011までの残り日数をつぶやく)



例:おやつタイマー



サンプル

  1. スプライトをクリックするとつぶやきを投稿する
  2. @でメッセージを送ると内容をオウム返しするBot
  3. @でメッセージを送ると運勢を占ってその内容を画像で返信するBot

上記のサンプルは「例」の中のScratterという名前のフォルダ内に同梱してあります。

問い合わせ

こちらまでどうぞ。

謝辞

Scratterの実装のベースはKazuhiro AbeさんによるMeow.csです。

OAuth認証まわり(とくにHMAC-SHA1署名)に関連する実装はSeasideのものを移植しました。

日付・時刻ブロックの仕様はPantherを参考にしました。

テストに協力してくれたaoiさん、どうもありがとう。

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