アンケート調査の分析手順

仮説の提示

  • 世帯年収に応じて,浅草と日本滞在全体での支出金額が大きく異なる.
  • 仕事の付き合いでツアーに参加した(Q3で4と回答)人は,そうでない人と比較して,観光情報の収集源が乏しい.
  • 家族・親戚とツアーに参加している人は,ホテルのコンシェルジュなどからツアー参加を勧められているケースが多い.
  • 午前と午後とで,ツアーへの申し込み時期が異なる.午後ツアーは,駆け込みでの申し込みが多いからと考えられる.
  • 全体的に,富士山と広島に行きたいと回答する人が多いが,訪問回数が多い人は,「その他」の地名を上げる人が多い.
  • 仕事の同僚と来日した人は,同僚とツアーに参加し,家族・親戚と来日した人は,家族・親戚とツアーに参加する傾向が強い.しかし,子供の参加は見られなかった.
  • 今回の日本滞在期間と,ツアー参加タイミングとの関係を,訪日頻度,同伴者との関係から分析.
  • 宿泊は,来日前にアレンジするか,自分でアレンジしない人のどちらか.自分でアレンジしない人の個人属性(年収),同伴者などとの関係を分析.
  • 出身地とトランジット地区との関係.
  • 特に高所得層に焦点を絞った分析.
  • 出身地と,日本旅館への宿泊意向の違い.特に,オーストラリア人とアメリカ人の違い.
  • オーストラリア人は,日本旅館に宿泊経験がある人が多い.アメリカ人で以前に宿泊経験がある人は,もう泊まりたくないと言う人がいる.

分析を行う前の準備

  • 分析を行う前に,morningとafternoonの両方のシートを統合します.ここでは,質問項目の異なるQ6を除いて,他の項目をひとつのシート(ここでは「全体」シートと名づけます)にコピー&ペーストします
  • ID番号を,morningについては現在のIDに100を足したものを,afternoonについては200を足したものに置き換えます.

以上で準備完了です.

単純集計を行う

  • 単純集計とは,あるひとつの設問について,回答数や回答割合を集計することを言います.
  • ここでは,エクセルのピボットテーブル機能を使って,データの集計を行います.
  • ピボットテーブル機能を選択します.
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  • 下の画面が出たら,とりあえず「次へ」行きます.
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  • データ選択範囲を確認してください.
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  • 下の画面が出たら,「レイアウト」を選んでください.  left
  • すると,次のような画面が出てきます.  left

一つの選択肢のみを選択させる設問の集計方法(問2や問3など)

  • 集計したい設問番号を,行(又は列)のところにドラッグし,集計したいもの(ここではID)をデータのところにドラッグします.
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  • 但し,このままではID番号の合計が集計されてしまいますので,「合計/ID」をダブルクリックして,以下の画面から「データの個数/ID」を選びます.
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  • あとは,OKを押していくと,Sheet1に,以下のようなテーブルが現れます.
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  • これで,一応,Q2の集計表が完成です.これだけだと,よくわからないので,新しいシートなどに,このテーブルをコピー&ペーストしておきます.表のデータ範囲を選択し,
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  • コピーした後,新しいシートなどに貼り付けますが,ここでは,「編集」→「形式を選択して貼り付け」で,「値」を指定して貼り付けます.
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  • すると,新しくテーブルがペーストされるので,アンケート調査表から,選択肢を具体的に書いていきます.
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  • また,この段階で,各選択肢の選択割合を計算しておきましょう.「C5」のセルで,「=B5/B$8*100」と入力します.ここで,「B$8」は,B列の「8行目」を固定することを意味します.「C5」のセルの右下にマウスカーソルを持っていくと,「+」のようなカーソルが現れるので,それをダブルクリックするか,ドラッグすると,数式がコピーされます.
  • データ範囲を右クリックして「セルの書式設定」→「表示形式」から「分類:」→「数値」を選び,「小数点以下の桁数」を「1」とし,「負の数の表示形式」を「-1234.0」(黒字)を選び,「OK」とすることで,小数点以下1桁にそろえます.  left

グラフの作り方1(棒グラフでシェアを示す)

  • 単一の選択肢のみを選択させるような設問の場合,全体の回答数に対する各設問の選択割合(選択者数)を,グラフなどで示すとわかりやすいこともあります.ここでは,横棒グラフを使って,そのようなグラフを作成してみます.
  • まず,グラフ化したいデータの範囲を選択します.
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  • メニューバーの「グラフウィザード」 leftを選択します.或いは,「挿入」→「グラフ」を選択します.
  • 横棒のシェアを表示するグラフを選択し,次へ行きます.
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  • 次のウィンドウが出てきたら,系列で行を選びます.
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  • 「データラベル」から「値」を選択すると,グラフ中に各選択肢のサンプル数を表示することができます.
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  • 次のグラフウィザードで,新しいシートにグラフを出力するように設定します.  left
  • 完了をクリックすると,新しいシートにグラフが出力されます.
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  • このままでは見栄えがしないので,グラフを整形することにします.
    • 「項目軸(=縦軸.左端の数字”1”の軸)をダブルクリックして,「パターン」→「メモリラベル(T)」を「なし」にします.
    • 「18」,「28」,「13」などの数字のを選択し,更にクリックすると,数字のところに自分で記入することができます.
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    • 棒グラフの色を変えます.色を変えたい領域を一度選び,少し時間を置いて再度クリックすると,その部分が選ばれます.更にダブルクリックすると,「パターン」から領域の色を変更できます.
    • 数値軸(横軸)を見やすくします.軸をダブルクリックして,「目盛」→「目盛り間隔」を20にします.
    • プロットエリア(背景)の色をグレーから白に変えます.グレー部分を選択し,「パターン」,「領域」ともに「なし」を選びます.
    • 数値軸目盛り線(20%ごとの目盛り間隔に表示される線)を黒から白にします.数値軸目盛り線をダブルクリックして,「パターン」から「色」を白に指定します.
    • グラフ全体の文字フォントを大きくします.「グラフエリア」(背景の白い部分.「プロットエリア」ではない)を選び,フォントサイズを大きくします.
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  • 以上の操作を行うことにより,以下のグラフが作成されます.これを,パワーポイントなどに,コピー&ペーストするとよいでしょう.(ペーストする際には,パワーポイント上で,「形式を指定して貼り付け」→「図(拡張メタファイル)」を選ぶと,図が軽くなります.)
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続きは,アンケート調査の分析手順2で行います.


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Last-modified: 2006-03-11 (土) 11:06:20 (4882d)