2010年度春学期研究会:観光政策

  • 今学期は、観光政策の立案と評価に必要な調査・分析手法を学びます。
  • 主に、マーケティングサイエンス分野で用いられている基本的な手法を身につけます。
  • それを元に、今年度の研究対象地域での観光政策課題の発見と政策提言につなげます。

研究会用テキスト

観光政策課題の抽出

観光地調査

ポートフォリオ・マトリックス

  • ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)のポートフォリオ・マトリックスで成長/市場シェア・マトリックスとも呼ばれます。
  • 市場成長率と市場占有率の二つの指標を用いて、ポートフォリオを作成します。
  • ポートフォリオ・マトリックス

CSポートフォリオ分析

  • 観光地域における政策や観光資源の満足度と重要度を、観光客(=顧客)の視点から評価し、どのような政策が必要かを明らかにします。
  • CSポートフォリオ分析、決定木分析などがありますが、ここではCSポートフォリオ分析を行います。
  • CSポートフォリオ分析
  • 関連する分析手法:従業員満足度(ES)分析、顧客期待度(CE)分析

ポジショニングマップ

マーケット・セグメント

  • 観光地への来訪客を、個人属性や訪問目的、商品の購買パターンや観光行動パターンなどにより類型化(セグメント化)します。
  • 因子分析、クラスター分析、潜在クラス分析などが使われます。
  • クラスター分析
  • 潜在クラス分析

観光需要の分析

旅行費用法

  • 観光地や観光施設の需要および消費者余剰を、実際の観光需要データ、顕示選好(revealed preference)データを使って計算する方法です。
  • 旅行費用を説明変数にして観光需要や消費者余剰を簡便に計算するのに適しています。
  • 個人の需要とゾーン集計した需要とを扱う方法がありますが、ここではゾーン集計した需要分析を行います。
  • 観光政策による他地域への観光需要への影響や、複数地域への観光需要を検討する際には向かない、などの課題があります。
  • 旅行費用法

コンジョイント分析

  • 現在存在しない観光商品や観光サービスの需要や観光客の効用を、表明選好(stated preference)データを使って計算する方法です。
  • 重回帰分析を用いる方法、ロジットモデルを用いる方法、などがあります。
  • コンジョイント分析

観光政策の評価

ヘドニック分析

  • 観光地における景観や文化資源の経済価値や評価などに使われます。

経済波及効果

  • 観光政策による観光消費や雇用効果などへの波及効果を分析する際に使われます。
  • 観光の経済分析を行う方法として、乗数理論による方法と産業連関分析による方法がありますが、ここでは産業連関分析を使った方法を紹介します。
  • 産業連関分析

  • このページは、慶應義塾大学古谷研究会での演習用に作成しています。
  • 慶應義塾大学外の方の閲覧・利用はご遠慮下さい。
  • 演習用データやプログラムは、作成中のものも含みます。

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Last-modified: 2010-06-22 (火) 13:08:08 (3433d)