R言語マニュアル1:R言語のインストールと基本操作

  • インストールを始める前に,自分のノートパソコンが無線ランにつながっているかどうか,確認してください.

Windows版のインストール

  • CRANサイトにアクセスし、「Windows」を選ぶ。
  • R for Windows画面上で、「base」を選ぶ。
  • 「Download R 3.x.x for Windows」をクリックすると、ファイルがダウンロードできる(Rのバージョンが3.0.0なら、Download R 3.0.0 for Windowsとなっている)。デスクトップや適当な場所にファイルを保存する。
  • 「R-3.x.x-win64.exe」というファイルがダウンロードできているかどうかを確認し、.exeファイルをダブルクリックして「実行」する。
  • 使用する言語として「Japanese」を選びます。
  • セットアップウィザードが起動したら,「次へ」をクリックします.
  • 「使用許諾契約書」画面では,「同意する」をクリックして,次に進みます.
  • インストール先を指定する画面では,真ん中に「C:\Program Files\R\R-x.x.x」と表示されているか確認して下さい.このとおりに表示されていない場合,自分で書き込んでください.
  • 残りの画面では,順次,「次へ」をクリックしてください.インストールが完了します.
  • R言語のインストールが終わったら,Rを立ち上げてみてください.「スタート」メニュー→「すべてのプログラム」→「R」→「R-x.x.x」を選んでください.
  • Rの画面が立ち上がります.

Mac版のインストール

  • CRANサイトにアクセスし、「Mac OS X」を選ぶ。(Mac OS Xでない人も)
  • R for Mac OS X画面上で、「R-x.x.x.pkg」を選ぶ。
  • アプリケーションなどの適当な場所に上記ファイルを保存する。
  • 「R-3.x.x.pkg」をダブルクリックし、インストールを開始する。
  • インストールが終わったら、Rを立ち上げてみてください。アプリケーションフォルダにインストールされているはずです。

Rの基本操作

基本演算とオブジェクトの作成

  • 四則演算は、+ - * / 記号で計算できます。
    > 2+3
    [1] 5
    > 5-4
    [1] 1
    > 5*2
    [1] 10
    > 15/3
    [1] 5
  • べき数は^で計算できます。例えば、5の4乗は以下のように計算します。
    > 5^4
    [1] 625
  • Rでは、計算結果やベクトル、行列などをオブジェクトとして定義することができます。
    > a <- 5
    > a
    [1] 5

ベクトルの作成

  • ベクトルはc()により定義することができます。
    > b <- c(1,2,3,4,5)
    > b
    [1] 1 2 3 4 5
  • 上記のような連続した数を使う場合には、1:5のように:を使うことができます。
    > b <- c(1:5)
    > b
    [1] 1 2 3 4 5
  • rbind()を使って、列数が同じベクトル又は行列を、順番に結合することができます。
    > c <- rbind(b,b)
    > c
      [,1] [,2] [,3] [,4] [,5]
    b    1    2    3    4    5
    b    1    2    3    4    5
  • cbind()を使って、行数が同じベクトル又は行列を、順番に結合することができます。
    > d <- cbind(c,c)
    > d
      [,1] [,2] [,3] [,4] [,5] [,6] [,7] [,8] [,9] [,10]
    b    1    2    3    4    5    1    2    3    4     5
    b    1    2    3    4    5    1    2    3    4     5

行列の作成と演算

  • matrix()を使って行列を作ることができます。例えば、2x2行列は以下のようにして作ることができます。
    # 要素が全て0の行列
    > A <- matrix(data=0,nrow=2,ncol=2)
    > A
         [,1] [,2]
    [1,]    0    0
    [2,]    0    0
    # 要素が1から4の連続数で、列順に数字が並ぶ場合
    > B <- matrix(data=c(1:4),nrow=2,ncol=2)
    > B
        [,1] [,2]
    [1,]    1    3
    [2,]    2    4
    # 要素が5から8の連続数で、列順に数字が並ぶ場合
    > C <- matrix(data=c(5:8),nrow=2,ncol=2,byrow=TRUE)
    > C
         [,1] [,2]
    [1,]    5    6
    [2,]    7    8
  • 行列Bの2行2列目を出力する場合は、以下のようにします。
    > B[2,2]
    [1] 4
  • 行列の行と列に名前をつける場合は、rownames()とcolnames()を使います。
    > rownames(C) <- c("row1","row2")
    > colnames(C) <- c("col1","col2")
    > C
         col1 col2
    row1    5    6
    row2    7    8
  • 行列の加減演算は+ -を使います。
    > B+C
         [,1] [,2]
    [1,]    6    9
    [2,]    9   12
    > C-B
         [,1] [,2]
    [1,]    4    3
    [2,]    5    4
  • 行列のスカラー積は以下のように求めます。
    > 2*B
         [,1] [,2]
    [1,]    2    6
    [2,]    4    8
  • 行列の算術乗算は以下のように求めます。
    > B*C
         [,1] [,2]
    [1,]    5   18
    [2,]   14   32
  • 行列の積演算は以下のように求めます。
    > B%*%C
         [,1] [,2]
    [1,]   26   30
    [2,]   38   44
  • 転置行列はt()を使って求められます。
    > t(C)
         [,1] [,2]
    [1,]    5    7
    [2,]    6    8
  • 逆行列はsolve()を使って求められます。
    > solve(C)
         [,1] [,2]
    [1,] -4.0  3.0
    [2,]  3.5 -2.5
  • 固有値と固有ベクトルはeigen()を使って求められます。
    > eigen(C)
    $values
    [1] 13.1520673 -0.1520673 
    $vectors
               [,1]       [,2]
    [1,] -0.5927644 -0.7586809
    [2,] -0.8053759  0.6514625

ファイルの入出力

  • 既存データをRに入力して使うこともできます。
  • read.table()を使って、CSV(カンマ区切り)形式やエクセル形式のデータを読み込むことができます。
  • ファイルの入出力には、作業用フォルダを定義すると便利です。
    • setwd()コマンドを使って作業領域を定義することができます。例えば、以下のようにして作業領域を定義できます。
      setwd("C:\Program Files\R\R.x.x.x\") # Windowsの場合
      setwd("\R\R.2.x.x\") # Macの場合
      # \か\を使うとよいです
    • Windowsの場合は、「ファイル」→「ディレクトリの変更」で作業ディレクトリを指定して下さい。
    • MacOS Xの場合は、「その他」→「作業ディレクトリの変更」で作業ディレクトリを指定してください。
    • デフォルトフォルダ以外のフォルダを使ってファイル入出力する場合は、フォルダのパスを指定してください。
  • ここでは、CSV形式のサンプルデータを使います。
    # read.table(file="ファイル名",sep="区切り記号",
    # header=Tなら先頭行をヘッダーとして読み込む、header=Fなら先頭行から行列の要素として認識する。
    > X<-read.table(file="sample.csv",sep=",",header=T)
    > X
       ID  A   B
    1   1  3 -12
    2   2  7  -6
    3   3  9  -8
    4   4  1 -16
    :   :  :   :
  • ファイルの出力には、write.table()を使います。
    > write.table(X,file="sample2.txt",sep=",")

参考サイト

以上のインストール作業が終わったら,いよいよRを使った分析に取り掛かりましょう.R言語マニュアル2に進んでください.


トップ   編集 凍結解除 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2013-05-02 (木) 07:44:18 (2051d)