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JavaのJDKについては、歴史的に次のような版の経緯があります。
- JDK 1.0…最初の言語仕様(第1版)のものです。
- JDK 1.1…最初の言語仕様の改訂(第2版)が行なわれて、1.0に対して大きなプログラムの書き方の変更が 必要となりました。ネットワーク通信や、各国の言語対応などが行なわれました。
- JDK 1.2…一般名称としてここで「Java 2」という名称が使われ始めました。Swing・Java2D・Java3Dライブラリなどが追加されました。
- JDK 1.3…さらに機能拡張されたものですが、まだコンピュータによってはこの版が使われている可能性があります。
- JDK 1.4…一般的には、最低限、JDK1.4.2ぐらいがコンピュータに入っているものと想定してプログラムします。
- JDK 5…ここから、SUN Microsystems社は1.5とはせずに公式な名称を「Java 5」と変えました。内部では1.5という名称が使われています。言語仕様も改訂(第3版)され、かなりの機能が追加されました。我々が使うのは、この版で、一般的に広く使われているのは、1.4.2と1.5.0の版です。
- JDK 6…最新のJavaの版ですが、まだいろいろと安定していない可能性もあるので、各社様子見で対応版を開発している状態です。 ただ、WindowsのVista版はJDK 6を標準としています。MacintoshでもJava 6に向けて開発しているでしょうから、 正式なリリースがもうすぐあるでしょう。和暦などの各国対応も充実しているので、これからの標準となるでしょう。
Mac OS Xでは、JDK 1.3〜JDK 5までの版を簡単に切り替えて使うことができます。今回の授業で用いているのは、 Java 5(JDK 1.5.0)です。
- JavaScript…ECMA(欧州規格)Scriptとも呼ばれています。Java言語に構造が似ていますが微妙に 違うところも多いのが特徴です。 実行方式も、HTMLの中に記述するインタープリタ方式と呼ばれているものですし、利用できる ライブラリはJavaと共通でなく、独自のもので、その機能も限られています。
- J#…MicrosoftがJava言語の規格に、お得意のMicrosoft独自の規格を追加した言語です。 Javaとほとんど同じですが、Microsoftの拡張部分では互換性がありません。
- C/C++…Java言語はもともとCおよびそのオブジェクト指向版の拡張言語であるC++の文法規則を ある程度踏襲しております。そのため、C/C++/Javaでまったく同じの文法規則もあります。Javaを 知っていれば、C/C++もライブラリが違うだけなので、ある程度理解できるようになります。
これ以外に、Java言語をスクリプト言語として使えるProcessingという開発環境があります。 これは、言語としては、Javaと同じですが、いちいち、クラスやメソッドを定義する必要がありません。 ただし、標準のJavaのライブラリを使うためには、Processingで使えるために移植する必要があります。
Processingのページ
Javaのライブラリは、クラスの集まりなので、クラス・ライブラリ(Class Library) と呼ばれています。Java SEのクラス・ライブラリは標準で添付されているものの他に、フリーでも商用版でも 数多くのライブラリが用意されているのですが、ここでは、標準のクラス・ライブラリについて、そのほんの 一部を紹介します。
- JFC(Java Foundation Classes)…言語上必要な機能が入っているライブラリです。
- AWT(Abstract Window Toolkits)…ウィンドウやボタン、スクロールバーなどのGUI(Graphic User Interface)が定義されています。
- Swing…AWTの上位互換ライブラリで、プラットフォームに最適な形でのGUIを提供します。
- Java2D…AWTのグラフィックス描画の部分を強化したもので、実数で描画位置を指定できます。
- Java3D…3次元CGを描画するもので、ノードを記述していくと、自動的に3次元モデルを2次元上の画面に 描画してくれるものです。
SFCのタートル・グラッフィクスは、上記のライブラリの中で、JFC・AWT・Swing・Java2Dのライブラリ を利用して作成されています。
JDK上に構築されたフリーの統合開発環境、あるいはOSにバンドル(標準添付)されているものを紹介します。
- Xcode
- Eclipse
- NetBeans
- JBuilder
- BlueJ
- Visual J#(Visual Studio)
- Processing
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