企画書提出順に発表してもらいます。先に発表したい方は、予めメールしてください。
発表は、教卓のMac OS X(あるいは自分のコンピュータを接続)でマイクを使って発表してもらいます。 でもWindowsユーザはほとんどミラーリング操作をできないので、できれば教卓のMac OS Xにログインして 発表してもらう方がよいかと思っています。Web上に置いておいて、それをダウンロードして発表してもらう ような形にするかも知れません。これについては、詳細が決まり次第、この部分を更新します。
作品発表は、次の手順に従って、要領よく発表して下さい。1人の発表時間は、5分程度で、以下のような 形になります。PowerPointのスライドを作っても構いませんが、壇上でそちらの準備に手間取られないように してください。
プログラムに用いる画像や音声ファイルなどについては、著作権・肖像権・商標権などの権利条項をクリア したものにしてください。たとえば、アイドルの写真などは使えませんし、アニメや漫画のキャラクターなども 用いることができません。音楽なども、フリーライセンスで配布されているものしか使えません。 最終的に、大学外部から見える形で実行できるものとしてWeb上に保存しますので、これらの権利について 問題のない形にしておいてください。
プログラム(ソースプログラムつまり、.htmlで終わるファイルだけで結構です)と、プログラムで使った 画像・音声ファイルなども一緒に提出してもらいます。 以下の4つの形式のうちのどれかを使って、 1つにまとめてもらいます。SFSを使い、まとめたファイルを提出してもらいます。
まず、Windowsの人は、Lhaplusという ソフトウェアがあり、インストールすると、画面上に解凍するアプリケーションと、圧縮するアプルケーションの エイリアスのアイコンができます。必要なファイル全部選び、圧縮するアプリケーションのアイコンの上に持っていき 離す(ドロップオフ)して、ファイルを全部1つにまとめてzip形式のファイルとして保存して、SFSにアップロード して下さい。
Mac OS Xの場合は、必要なファイルを選択します(Shift+クリックでアイコンをクリックしていけば選択される ファイルが追加されます)。そして、Finder上で右クリックでコンテンツメニューを出し、「n項目のアーカイブを作成」 (ここでnは選択されたファイルの個数です)を選択します。そうすると、「アーカイブ.zip」というファイルが 同じフォルダに作成されます。これをご提出下さい。ただし、「日本語のファイル名」は、SFSの方で受け付けなくなって おりますので、ファイル名を半角英語の「Archive.zip」などの形に変えて下さい(拡張子の「.zip」はそのままです)。 日本語のファイル名を英語に変えるだけなので、ファイルサイズも小さくて済みますし、これが一番簡単だと思います。
その他、Macではかなり標準のStuffItの DropStaff などを使って、1つにまとめられる、SIT形式もあります。このDropStuffのアイコンやアプリケーションのウィンドウに 必要なファイルをドロップオンするだけで、自動的にまとめたファイルを作成してくれます。なお、DropStuffは、 指定をメニューからすることによって、ZIP形式でまとめることもできます。体験版を試してみて下さい。
SFSへの提出は、上記のzip形式、sit形式のいずれかの形で1つのファイルにまとめて 提出をしてください。こちらで、チェックして足りないファイルがあったら、メールで送って貰うように指示 致します。
今回の作品の仕様、およびここが良かった/悪かった点あるいは、将来にむけて改善したい点などを 記述した評価を最後に記述してもらいます。 「報告書」は、SFSを通じて提出してもらいます。報告書のフォーマットは、 Word(.doc/.docx)の文書でも構いません。あるいは、印刷用のPDF形式の文書でも構いません。 だいたい、4ページぐらいで記述して下さい。 上記の項目に付いて、手書きでも描いた場合はスキャナで読み込んで、Wordなどの文書に貼付けて下さい。 あるいはPhotoshopやIllustratorなどで描いたものを貼付けて構いません。 それを添付してもらいます。
次のような内容を報告書に記述してもらいます。いくつかのものは、企画書から コピーしてきも構いません。
なお、企画書と制作物の中身がかなり変わってしまった人は、「概要」を仕様の前につけてください。 ギャラリーのプロジェクト一覧の各プロジェクトのタイトルの下に書かれている概要をそれに置き換えたいと思います。 また、それに伴い、対象とする学年や年齢が変わってしまった人は、新たな対象とする年齢層も書き加えて おいてください。
いくつか書くべき項目があります。
企画書通りに出来てしまったら、企画書で書かれている概要あるいは操作方法がこの部分にあたります。 実際に使うユーザが、どのように操作するのかについて、わかりやすく書いて下さい
仕様書としては、全体の画面構成がどのようになるかについて考えてみて下さい。 いくつのか背景画面を切り替えたり、displayInputDialogなどで、ダイアログを表示させたりするなどで ユーザにどの時点で何を入力としてもらい、何を提示するのかを説明して下さい。
ImageTurtleなどで登場させる各キャラクターや、その特性・動きについて記述します。 たとえば、定常的に動き回るキャラクターがウィンドウの枠に関して跳ね返ってくるのか、反対側から 出てくるのか、それとも、消え去るのか、それはプログラムのどこで制御しているのかについて 記述します。
各画面や登場したキャラクターに対して、ユーザはどのように介入し、何を効果として得られるのかを 記述します。たとえば、マウスで動かすことができるとか、マウスクリックで叩くことができるとか、 矢印のキーで上下左右に動かすことができるなどです。ダイアログを使う場合は、そこで何を入力してもらうのか 考えておき、その入力によって何が切り替わるのかについて考えておきます。 また、その部分は、どの変数、どのメソッドで行なっているのかについても記述します。
評価は、今回作ったものがどの程度のものであったかをまず評価してもらいます。 1つは、当初の目標がどの程度達成できたのかについて評価します。次に、他との比較を行ないます。 たとえば、似たようなソフトウェアがあったとしたら、それとどのような点で違うのか、 自分として出した特色は何であったかを記述してもらいます。
授業評価は、今回受けた授業について講評をしてもらいます。 もちろん、教員側から見ても授業運営は良かったとは言えませんし、反省点はありますが、 特に具体的に今後改善してもらいたい部分や、評価できる部分を記述して欲しいと思います。 既に紙のアンケートでも書いてもらいましたが、報告書にも記述をお願い致します。
報告書を提出する際に、上記の必要事項がすべて記入されているかどうかをチェックしてから提出して下さい。 記入されていない場合は減点対象となります。また、それ以外にこのプロジェクト全体の報告書として、次のような 点に注意したり、考察したりしてください。
提出作品に関しては、基本的に匿名で公開致します。この匿名で公開されたものに関しては、教員側に 著作権が移ります。Web上から実行できるようにし、報告書に書かれたマニュアルの部分も公開します。 もちろん、自分で保持しているファイルについては、皆さんに著作権があります。 ここで述べているのは、公開されるものの著作権に関してのことです。もし、自分の名前を表記して、 このWebサイトで公開されるものに 対しても著作権を明示したい人は、その旨、メールをください。 氏名を公表した形で、ミルフルールや、プロジェクトを公開するように致します。