慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
授業概要(シラバス)
2005年度秋学期
2005年度秋学期 木曜日4時限,木曜日5時限
科目コード: 12020 / 4単位
カテゴリ: 4.汎用-導入-情報技術科目(学部)
開講場所:SFC
授業形態:講義・演習/実習・グループワーク
「情報処理Ibc」*この科目を進級、卒業あるいは修了に関わる科目の単位として、修得済みの学生は自由科目としての履修のみ可能。
1. 主題と目標/授業の手法など
このコースは、Macintoshを使ってプログラミング開発に取り組もうという学生の為のものです。プログラミング言語としては、Java言語を用い、標準的なライブラリであるAWT(Abstract Window Toolkit)を利用しながらプログラミングを進めていきます。少しコンピュータグラフィックス的な要素も入ってきますので、高校で習った三角関数(sin・cos・tan)ぐらいは出てきても抵抗がないようにしておいて下さい。授業の目的は、プログラミングの基本的な概念を理解するだけでなく、オブジェクト指向流のプログラミングの仕方、グラフィックスの処理なども扱います。特に、グラフィックスと対比させるために、Adobe社のIllustrator、Photoshopなどのソフトウェアを補助的に取り上げてその使い方の一部を扱っていきます。λ21のMacintoshの実習室で授業を行ないます。Macintoshで活動をしてきた学生が対象ですので、Mac OS Xの基本的な使い方などは多く説明しません。この機にMacintoshで授業を受けようと考えている学生は、予め、Mac OS Xの使い方などを予習しておいてください。
課題が非常に多く出題され、しかも他の授業の課題で忙しい時期にミニプロジェクトもやりますので、単なる授業として履修するような学生には辛いと思います。授業だけではなく、この分野に興味を持ってMacintoshを使ってグラフィクスのプログラミングを始めようという覚悟を持っている学生が受講するようにお薦めします。また、他のクラスと異なる点は、教科書を使用することです。教科書として、「MacでJava!」(ラトルズ社)を購入してもらいます。
2. 教材・参考文献
教科書:箕原辰夫.MacでJava!―Macに付属のXcodeで始めるJavaプログラミング入門.東京,ラトルズ,2005,363p.(ISBN 4-89977107-X)
3. 授業計画
第1回 環境の導入(9/29)
1−1.Mac OS Xの使い方、環境セットアップ
1−2.プログラミングについて
1−3.Javaアプレットの開発第2回 プログラムの記述の仕方(10/6)
2−1.Javaプログラムの開発
2−2.オブジェクト指向の基本モデルとメソッドの呼出し第3回 繰返しとグラフィックス(10/13)
3−1.式と評価
3−2.繰返し(while文を使った)
第4回 繰返しと条件分岐(10/20)
4−1.AWTを使った描画と繰返し
4−2.条件分岐第5回 主要構文と整数計算(10/27)
5−1.主要構文
5−2.整数の計算第6回 実数計算とグラフィクス(11/10)
6−1.実数の計算
6−2.グラフィックスの描画
6−3.Illustratorを使ったグラフィックスの描画(延長授業で)第7回 オブジェクトの利用(11/17)
7−1.オブジェクトの利用の仕方
7−2.ミニプロジェクトのグループ分け
7−3.Illustratorによる色彩とタイポグラフィ(延長授業で)第8回 配列の利用(12/1)
8−1.配列
8−2.ミニプロジェクトのグループでの構想
8−3.Illustratorでのベジェ曲線の描画(延長授業で)第9回 ユーザとのインタラクション(12/8)
9−1.インスタンス変数とアプレットの拡張
9−2.コンポーネントを使ったイベントハンドリング
9−3.MVCプログラミング
9−4.ミニプロジェクトのグループページの作成第10回 マウスとキーボード(12/15)
10−1.コンポーネントプログラミング
10−2.キーボード入力を使ったプログラミング
10−3.マウス入力を使ったプログラミング
10−4.ミニプロジェクトのプログラミング開始第11回 画像と音声(12/22)
11−1.画像を使ったプログラミング
11−2.スレッドを使ったアニメーション
11−3.Photoshopを使った画像の描画(延長授業で)第12回 文字列とテキスト入力(1/12)
12−1.文字列
12−2.アプレットでのテキスト入力
12−3.ミニプロジェクトの仕上げ第13回 ミニプロジェクト(1/19)
13−1.定期試験対策
13−2.ミニプロジェクト発表第14回 高度なプログラミング(1/14)
14−1.オブジェクトの配列
14−2.自作メソッドの利用
14−3.音楽ソフトの利用(延長授業で)
4. 提出課題・試験・成績評価の方法など
ほぼ毎回課題がでます。課題の提出期限は次の授業までとします。またミニプロジェクトを行ないます。共通の定期試験を行ないます。出席とあわせ、これらを総合的に評価します。
5. 履修上の注意・その他
教科書を購入して毎回持参してください。だた単位を取るための授業としてではなく、それ以上にMacintoshを使ったグラフィックスやJavaに興味があり、Macintoshで活動を展開しようと思っている学生の為の授業です。自分でMacintoshを持っているか、Macintoshの基本操作を習熟してから受講するようにして下さい。回によっては、授業時間が6時限まで延長されることがあります。また、ミニプロジェクトについては授業時間外の自分の時間を使って行なってもらいますので、その分の余裕をもって履修をするようにしてください。
6. 前提となる知識(科目名等)
情報技術基礎、Mac OS Xの基本的な使い方
7. 履修者数制限(予定人数および制限方法)
履修人数を制限する。
受入学生数(予定):約 30 人
選抜方法と時期:
履修希望者がクラス定員を越えた場合は、抽選で別のクラスに移動してもらいますので、必ずガイダンス期間中に情報技術科目クラス登録システムにアクセスしてください。
詳しくは http://ipl.sfc.keio.ac.jp/ に説明があります。8. 授業URL
http://www.cuc.ac.jp/~minohara/lecture/sfc
9. 学生が準備するソフト・機材
Mac OS X 10.3 Panther以上, Xcode 1.1以上, Java 1.4.2 Update 1以上, JJEdit, mi
2005-09-12 19:05:26